ユベントスは公式サイト上でセリエA第17節ローマ戦に向けた招集メンバー22選手を発表しました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブッフォン、25: ネト、32: アウデーロ |
DF | 3: キエッリーニ、4: ベナティア、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ |
MF | 5: ピアニッチ、6: ケディラ、8: マルキージオ、11: エルナネス、18: レミナ、22: アサモア、27: ストゥラーロ |
FW | 7: クアドラード、9: イグアイン、17: マンジュキッチ、20: ピアツァ、21: ディバラ |
トリノ・ダービーを戦ったメンバーに加え、バルザーリ選手とピアツァ選手が招集メンバーに復帰しました。
ただ、両選手ともに復帰直後であることを考えると、ベストパフォーマンスを期待するのは難しいでしょう。そのため、直接のライバルであるローマを迎えて、アッレグリ監督がどういった采配をするのかに注目です。
【先発予想】
- 4-3-1-2
- GK: ブッフォン
- DF: リヒトシュタイナー、ベナティア(ルガーニ)、キエッリーニ、アレックス・サンドロ
- MF: ケディラ、マルキージオ、ストゥラーロ
- OMF: ピアニッチ
- FW: イグアイン、マンジュキッチ(ディバラ)
- 3-5-2
- GK: ブッフォン
- DF: ベナティア、ルガーニ、キエッリーニ
- WB: リヒトシュタイナー、アレックス・サンドロ
- MF: ケディラ、マルキージオ、ピアニッチ
- FW: イグアイン、マンジュキッチ(ディバラ)
ローマはここまでリーグトップの36得点と攻撃力が特徴のチーム。スパレッティ監督就任後に 4-2-3-1 でシステムが固定され、好調さを維持しています。そのため、得意の攻撃パターンを確実にケアすることが必要となるでしょう。
サラー選手とペロッティ選手がウィンガーとして攻撃の幅を生み出し、スピードでサイドをえぐる。CFのジェコ選手は中央でポストプレーやクロスから得点を量産。トップ下とナインゴラン選手がこぼれ球を回収し、二次攻撃の起点としても機能する。
波状攻撃を受け続けるとユベントスの守備陣でも防ぎ切ることは難しくなると予想されるため、連続攻撃に持ち込ませない守備が要求されることになります。
ローマのウィンガー陣が縦に突破するスピードを落とさせること、自由にポストプレーをさせないこと、パスの出し手に十分な時間を与えないといったハードワークを継続することがユベントスのチーム全体に求められることです。
おそらく、両チームともに攻守の切り換えが速い試合となるでしょう。中盤での激しいプレス合戦になることが予想されるため、後方からのロングパスなど攻撃面でプランBや前線選手の出来によって試合の結果が大きく左右される一戦になるのではないでしょうか。