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プリマベーラ:ロジェリオとモイーズ・ケンのゴールでサッスオーロを下す

 カンピオナート・プリマベーラのグループBで首位に立つサッスオーロをホームに迎えたユベントス・プリマベーラはロジェリオ選手とモイーズ・ケン選手の2得点でユベントスが 2-0 の勝利で終えました。

画像:先制ゴールを決めたロジェリオにモイーズ・ケンが駆け寄る

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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出場選手一覧('16/17 プリマベーラ第4節 サッスオーロ戦)
  選手名
GK 1: アウデーロ (C)
DF 2: マッティエッロ
4: ムラトーレ
3: コッコロ
6: ロジェリオ
MF 7: マツェク(→ 34' st. ボヴェ)
10: カスタノス
5: カリガラ
8: モスティ(→ 39' st. センペリーニ)
FW 9: モイーズ・ケン(→ 23' st. 20: ゼチリ)
11: レリス

 グロッソ監督は 4-3-1-2 を採用。トップチームで第3GKを務めるアウデーロ選手が起用され、右SBにはマッティエッロ選手が先発。普段はトップ下のカスタノス選手がレジスタの位置に入り、試合を迎えました。

 

 最初にチャンスを迎えたのは首位のサッスオーロ。10分にカプート選手がエリアの外から左足で強烈なシュートを放つも、アウデーロ選手が横っ飛びでセーブ。

 すると、ユベントスも盛り返し、反撃を開始。18分にロジェリオ選手からの折り返しをモスティ選手が狙うも、これはGKがブロック。それによって生じた混戦からモイーズ・ケン選手がネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められない。

 30分にはカリガラ選手のシュートがポストを叩き、跳ね返りを狙ったロジェリオ選手のシュートは枠を捉えられない。その後も押し込んだユベントスだったが、ゴールを奪うことはできず、0-0 で折り返すかと思われた前半終了間際に試合が動く。

 44分、右サイドからのボールをレリス選手が落とし、マツェク選手が回収し、ロジェリオ選手の足元へ。エリアに侵入したロジェリオ選手が左足を振り抜き、ユベントスが1点を先制して前半を終えます。

 すると、前半終了間際の勢いのままユベントスが追加点を記録します。キックオフのボールを縦に入れるとモイーズ・ケン選手が相手DFをフェイントで交わし、シュート。ボールはGKの脇の下を通過し、後半開始わずか9秒でユベントスがリードを2点に広げた。

 追いあげたいサッスオーロだったが、アウデーロ選手の牙城を揺るがすことはできない。逆にDFの背後にできたスペースをユベントスに突かれる展開に。

 ユベントスはモイーズ・ケン選手と交代で入ったゼチリ選手に決定機が訪れたものの、オフサイドとクロスバーにより、3点目を奪うことができない。それでもGKアウデーロ選手がファインセーブを連発したこともあり、クリーンシートを達成。

 首位サッスオーロを下し、カンピオナート・プリマベーラ3連勝を飾ることに成功しました。

 

ファビオ・グロッソ監督:
「最初の15分を除いて、選手たちはユーヴェらしい試合をしようとチャレンジしていました。その一方で私達は毎試合最大限を出し尽くさなければなりません。

 単にプレーするだけではいけないのです。新チームですが、これは言い訳にすべきことではありません。今日、選手たちは非常にポジティブだったと思います」

 

 なお、4節を終えた時点でのカンピオナート・プリマベーラ、グループBの上位チームと勝点は以下のようになっています。

2016/17 プリマベーラ順位表:グループB
  チーム名 勝点 得失
1 エンポリ 4 3 1 0 10 +10
1 トリノ 4 3 1 0 10 +7
1 ウディネーゼ 4 3 1 0 10 +4
1 ユベントス 4 3 1 0 10 +4
5 サッスオーロ 4 3 0 1 9 +4

 プリマベーラの次節は10月14日(金)に行われるアウェイのアベッリーノ戦。連勝記録を継続し、UEFA ユースリーグに勢いを継続させるようなプレーを期待したいと思います。