カンピオナート・プリマベーラのグループBで首位に立つサッスオーロをホームに迎えたユベントス・プリマベーラはロジェリオ選手とモイーズ・ケン選手の2得点でユベントスが 2-0 の勝利で終えました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: アウデーロ (C) |
DF | 2: マッティエッロ 4: ムラトーレ 3: コッコロ 6: ロジェリオ |
MF | 7: マツェク(→ 34' st. ボヴェ) 10: カスタノス 5: カリガラ 8: モスティ(→ 39' st. センペリーニ) |
FW | 9: モイーズ・ケン(→ 23' st. 20: ゼチリ) 11: レリス |
グロッソ監督は 4-3-1-2 を採用。トップチームで第3GKを務めるアウデーロ選手が起用され、右SBにはマッティエッロ選手が先発。普段はトップ下のカスタノス選手がレジスタの位置に入り、試合を迎えました。
最初にチャンスを迎えたのは首位のサッスオーロ。10分にカプート選手がエリアの外から左足で強烈なシュートを放つも、アウデーロ選手が横っ飛びでセーブ。
すると、ユベントスも盛り返し、反撃を開始。18分にロジェリオ選手からの折り返しをモスティ選手が狙うも、これはGKがブロック。それによって生じた混戦からモイーズ・ケン選手がネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められない。
30分にはカリガラ選手のシュートがポストを叩き、跳ね返りを狙ったロジェリオ選手のシュートは枠を捉えられない。その後も押し込んだユベントスだったが、ゴールを奪うことはできず、0-0 で折り返すかと思われた前半終了間際に試合が動く。
44分、右サイドからのボールをレリス選手が落とし、マツェク選手が回収し、ロジェリオ選手の足元へ。エリアに侵入したロジェリオ選手が左足を振り抜き、ユベントスが1点を先制して前半を終えます。
すると、前半終了間際の勢いのままユベントスが追加点を記録します。キックオフのボールを縦に入れるとモイーズ・ケン選手が相手DFをフェイントで交わし、シュート。ボールはGKの脇の下を通過し、後半開始わずか9秒でユベントスがリードを2点に広げた。
追いあげたいサッスオーロだったが、アウデーロ選手の牙城を揺るがすことはできない。逆にDFの背後にできたスペースをユベントスに突かれる展開に。
ユベントスはモイーズ・ケン選手と交代で入ったゼチリ選手に決定機が訪れたものの、オフサイドとクロスバーにより、3点目を奪うことができない。それでもGKアウデーロ選手がファインセーブを連発したこともあり、クリーンシートを達成。
首位サッスオーロを下し、カンピオナート・プリマベーラ3連勝を飾ることに成功しました。
ファビオ・グロッソ監督:
「最初の15分を除いて、選手たちはユーヴェらしい試合をしようとチャレンジしていました。その一方で私達は毎試合最大限を出し尽くさなければなりません。
単にプレーするだけではいけないのです。新チームですが、これは言い訳にすべきことではありません。今日、選手たちは非常にポジティブだったと思います」
なお、4節を終えた時点でのカンピオナート・プリマベーラ、グループBの上位チームと勝点は以下のようになっています。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | エンポリ | 4 | 3 | 1 | 0 | 10 | +10 |
1 | トリノ | 4 | 3 | 1 | 0 | 10 | +7 |
1 | ウディネーゼ | 4 | 3 | 1 | 0 | 10 | +4 |
1 | ユベントス | 4 | 3 | 1 | 0 | 10 | +4 |
5 | サッスオーロ | 4 | 3 | 0 | 1 | 9 | +4 |
プリマベーラの次節は10月14日(金)に行われるアウェイのアベッリーノ戦。連勝記録を継続し、UEFA ユースリーグに勢いを継続させるようなプレーを期待したいと思います。