ユベントスのマロッタGMがPSGに所属するマテュイディ選手の獲得を楽観視しているとコメントしたことに対し、PSGのアル・ケライフィ会長が「彼は残留し、契約延長する」と述べたとフランスの『パリジャン』が伝えています。

25日付の記事でアル・ケライフィ会長は「マテュイディは私達との契約があり、チームに残る」とコメント。ただ、現行契約が2018年までであり、契約延長をオファーするか移籍を認めるかの判断が求められていたことは確実と言えるでしょう。
26日付の記事では「彼は移籍しないし、私達は彼との契約延長を延長すると確信している」と一歩踏み込んだ内容のコメントが『パリジャン』で掲載されています。
マテュイディ選手の去就問題は選手がどの点にプライオリティーを置いているのかという要素によって決まることになったと思われます。
チャンピオンズリーグ制覇であれば、ユベントスもPSGも「優勝候補であるが、本命の1番手ではない」という立ち位置です。そのため、クラブが持つ『格・伝統』、『年俸面での待遇』といった要素を選手の価値観によって判断することになるでしょう。
「基本はユベントス移籍。ただし、PSGが年俸---万ユーロ以上での契約延長オファーを提示するなら残留」というスタンスでマテュイディ選手側が動いていることも十分に考えられることです。
空中戦でも強さを発揮するMFは可能であるなら補強をしておきたいタイプの選手です。しかし、獲得交渉が頓挫することも予想されるため、別の選手もリストアップしておく必要があると言えるでしょう。
インテルからブロゾビッチ選手が移籍濃厚となっていますので、その移籍先チームとして名前が出ているチェルシーからマティッチ選手の獲得を再チャレンジする価値はあると言えるのではないでしょうか。