『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、マルコ・ピアツァ選手は移籍先のチームとしてユベントスを選択する見込みとのことです。
お断り: Marko Pjaca 選手のことをマルコ・プヤカ選手と掲載していましたが、UEFA の表記に従い、マルコ・ピアツァ選手と表記を改めさせていただきます。
ピアツァ選手の獲得に熱心になっていたミランはガッリアーニCEOがザグレブ入りするなど、争奪戦をリードしていると見られていました。
一方のユベントスはモラタ選手がレアル・マドリードに復帰したこともあり、獲得した移籍金を活かし、FWを獲得する必要がありました。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が9日に報じた「移籍金2000万ユーロ+ボーナス」という条件はユーヴェにとって合理的なオファーと言えるでしょう。
本命はアレクシス・サンチェス選手でしたが、アーセナルが放出の意図はないと態度を硬化させたため、同じ役割が期待できる若いピアツァ選手の獲得に比重を移したものと思われます。
インテルやミランが争奪戦で遅れを取ったのは「チャンピオンズリーグに出場できないこと」も一因でしょう。欧州の舞台で名を上げ、自らの価値をさらに高めたい若手選手にとってはネガティブに思われても仕方のないことです。
ユベントスのチーム状況などについてはクロアチア代表のマンジュキッチ選手が話していたのかもしれません。
「21世紀のボクシッチとして、ユーヴェの攻撃陣に君臨してくれることを期待している」という口説き文句はピアツァ選手に伝えられたものと思われます。ボクシッチ選手が付けていた9番も、ピアツァ選手がクラブや代表で付けている20番も現時点では空いています。
もし、ユベントス加入が正式決定すれば、どちらかの番号が与えられるのではないでしょうか。