ユベントスはスタジアムの東セクションにサンタクララグループ (Santa Clara Group) と共同で運営する『Jメディカル』がオープンしたことを公式発表しました。
PR
このヘルスケア部門はサンラクララグループとパートナーシップを締結したことが発表されており、3500平方メートルの規模を誇る施設へノウハウが提供されるものと期待されています。
また、検査用の医療機器については GE (ゼネラル・エレクトリック)社製のものがパートナーシップに基づき、導入されました。
メディカル部門の基本分野としてはスポーツ医学となり、リハビリを目的としたフィットネス・トレーニングなどが収益の軸になることが予想されます。また、ジムなども併設されているため、一般利用客からの会員を募ることにもなりそうです。
マロッタ GM は「フットボールクラブであるからビジネス面だけを考えれば良いというのではなく、社会の模範となるべきである」と会見で述べており、地域貢献の一環という面もあると言えるでしょう。
民間企業が運営する医療施設ですので、NTT東日本関東病院のような総合病院としての立場になることができれば、非常にすばらしいことです。
ただ、そこまで担当領域を広げるには時間と資金を要するため、サッカークラブに必要な専門分野のレベルを世界最高水準にし、維持することを最優先テーマに掲げ、実践するべきだと思われます。
なお、Jメディカルは月曜日から金曜日は 8:00 - 22:00、土曜日は 8:00 - 13:00 の診察時間で運営されるとのことです。