アルゼンチンのボカ・ジュニアーズへの復帰が確定事項になっていたカルロス・テベス選手のボカ復帰がユベントスから正式発表されました。
ユベントス在籍期間はわずか2年間でしたが、特に昨シーズンはチームの攻撃陣を牽引してくれた功績をファンは忘れることはないでしょう。
さて、チーム間で移籍金に関する隔たりを埋めることだけが残されていたのですが、プレスリリース(PDF)という形で合意に至ったと発表されています。
合意内容(概要)は次の通りです。
- テベスとは2016年12月までの契約で年棒総額は650万ユーロ。なお、ユベントスへの移籍金は発生しない
- 2017年6月30日までの間、グイド・バダラ選手に対する買取オプションをユベントスは保有する。 2016年12月31日まではレンタル代350万ユーロ、2017年4月20日までは買取オプションがあり、その場合は940万ユーロとなる。
- ロドリゴ・ベンタンクール、フランコ・クリスタルド、アドリアン・クバスも同様に買取オプションをユベントスは保有する。
グイド・バダラ選手(18歳)はユベントスにレンタル加入が決定しており、パフォーマンスが良ければそのまま買取権が行使されるものと予想されています。ユベントスが買取権を保有した3選手はいずれも18歳か19歳ですので将来を見越した “青田買い” と言えるでしょう。
バダラ選手についてはプリマベーラ(ユース)に登録可能であれば、そのようにしたい理由があります。セリエAでは「25人枠」に加えて、育成枠も定められているためユース選手にしたいという訳があるからです。
ユベントスの地元トゥット・スポルト紙で将来を担う若手選手としてグイド・バダラ選手はポグバ、モラタ、ストゥラーロ、ディバラ、コマンと並ぶ形で紹介されていたこともあり、大きく成長して欲しいと思います。
Muchas gracias, Carlitos.