ユベントスは公式サイト上でBチーム(= Next Gen) に所属する DF ロレンツォ・ヴィッラ選手がセリエBに昇格したパドヴァに期限付き移籍をすると発表いたしました。セリエBの舞台で評価を確立できるかがポイントです。

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ロンバルディア州ブレシア出身のヴィッラ選手は2003年7月生まれの21歳。インテルの下部組織出身でピネートを経て2025年1月の移籍市場でユベントス・Bチーム(= Next Gen)に加入した DF です。
ユベントスでの出場機会は「終盤の守備固め」が中心。セリエCのレギュラーシーズンでの出場は8試合226分で3試合の先発に留まっていたことから、ヴィッラ選手の退団が痛手になることはないでしょう。
Bチームは U-23 ですし、“今年7月に22歳となるヴィッラ選手” は「セリエBのチーム」か「セリエB昇格を現実的な目標に定めるチーム」にステップアップすることが求められる立場だったからです。
そのヴィッラ選手にチャンスを提示したのがセリエBに昇格したパドヴァ。
セリエBの舞台でヴィッラ選手が結果を残すことに成功すれば自身の選手キャリアが拓かれることになりますし、ユベントスは有望な選手の輩出という成果を誇ることができます。
ただ、セリエBは(若手有望株にとって)甘くはありません。ポジション争いの土俵に上がることが簡単ではないことに加え、買取オプションが行使されることは極めて稀だからです。
ヴィッラ選手がセリエBの舞台で良い経験を積み重ねてくれることに期待です。