イタリア・スポーツ報道連合から表彰されたユベントスのキエッリーニ戦略ディレクターが取材に応じている様子を『スカイ・イタリア』が報じていましたで概要を紹介いたします。

ジョルジョ・キエッリーニ戦略ディレクター:
監督になることも、現役復帰することもありません。何が起きるかは予測できませんが、これが私が興味を抱き続けた分野です。
学業を通じ、キャリア晩年に培って来ました。サッカーは私の世界ですし、マネジメントは引退後のお気に入りのキャリアです。
前任のフランチェスコ・カルヴォに感謝しなければなりません。新たなことを学ぶための欠かせない道だと考えているからです。ダイナミクスは知っていますが、外で見るのと内で経験するのは全くの別物です。
私はピッチ上で多大な貢献ができることを望んでいます。イタリア・サッカー界に必要とされる具体的な改善のためにです。ほとんどされていないと指摘されていますから。
今週末の土曜日に控えるローマ戦は非常に重要な試合です。勝ってクリスマスを祝いたいと思います」
キエッリーニ戦略ディレクターは「経営者としての実績を残すこと」を目標にしたキャリア形成をする考えなのでしょう。
欧州のビッグクラブは『スポンサー収入』が巨額となっていますし、「ピッチ上で成績を残すこと」だけに集中しても太刀打ちできません。この難問への解答を見付けることが “経営者ジョルジョ・キエッリーニ” に期待されることでしょう。
ロールモデルにすべきはジュゼッペ・マロッタ氏。
ユベントスはアニェッリ家の意向で会長交代が起こり得ますが、“大番頭として成果を残した実務家” はクラブを離れた後も『その業績』を讃えられ続けるからです。
クリスマス前に行われる第16節ローマ戦は「両チームとも勝ってクリスマス休暇を迎えたい直接対決」という位置付けになるでしょう。
ナポリに続いて古巣対決となるスパレッティ監督がどのような準備をして大一番に臨むのかに注目です。