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Bチーム: ジェッラのドッピエッタでトラーパニを 2-0 で下してリーグ戦4連勝

 2024/25 セリエC第24節が行われ、ホームにトラーパニを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)はジェッラ選手のドッピエッタで 2-0 の勝利を手にしました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2024/25 セリエC第24節 トラーパニ戦)
  選手名
GK 30: ダッファラ
DF 7: ムラッツィ
23: F・スカーリャ
26: ヒル・プチェ
46: トゥリッキア
MF 73: ファティカンティ
5: マッカ(→ 43' st. 28: オウス)
6: コメネンシア(→ 34' st. 40: ヴィッラ)
17: ジェッラ (C)(→ 43' st. 74: パパドプロス)
11: クドリッジ(→ 24' st. 99: ピエトッレッリ)
FW 3: アフェナ=ギャン(→ 34' st. 79: セメド)

 ブランビッラ監督は 4-2-3-1 を継続。CF がアフェナ=ギャン選手に代わった他は前節・第22節モノーポリ戦と同じ10選手をスタメンに送り込んで試合に臨みます。

 

 先手を取ったのはユベントス。7分に左サイドから仕掛けたクドリッジが倒されて PK を獲得すると、これをジェッラが GK が飛んだ方向とは逆のゴール左下に決めて先制に成功する。

 ユベントスは18分にヒル・プチェが相手 DF ラインの背後にロングフィードを送り、追い付いたクドリッジがマイナス方向に折り返しのクロス。しかし、走り込んだマッカのシュートはクロスバーの上を通過してしまう。

 カウンターで2点目を狙うユベントスは41分にカウンターからアフェナ=ギャンがミドルシュートで狙ったが、これは枠のわずかに右を通過。

 対するトラーパニは43分に右 CK を逆サイドで折り返したところにアナトリエッロが詰めるも、GK ダッファラの飛び出しによって阻まれて得点は奪えず。前半は 1-0 とユベントスが1点リードで折り返す。

 後半も両チームがゴールを狙う積極的な展開が続く。1点ビハインドのトラーパニは51分にサバティーノのロングシュートが枠を捉えたが、GK ダッファラがシュートはブロック。

 一方のユベントスは60分にファティカンティのスルーパスからアフェナ=ギャンが狙うも、軸足でボールを蹴る形になってしまい上手くミートせず。

 すると、73分にゴールキックの競り合いでチェリエントがジェッラへのラフプレーで2枚目のイエローカード。攻勢を強めて追い上げを図っていたトラパーニは思わぬ形で水を差されてしまう。

 ユベントスは85分に左サイドでキープしたピエトレッリからボールを託されたジェッラがゴール左上にシュートを突き刺して2点目を奪取。試合の行方を決定付ける。

 10人のトラーパニに残された時間で勝点を獲得する術は残されておらず。試合は 2-0 で終了。これでユベントスはリーグ戦4連勝となり、8勝6分10敗の勝点30で12位にまで順位を上げることに成功した。

 

 なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「今日の勝利より重要なクオリティーを持った選手達による1週間の取り組みが結実した方が幸せです。このカンピオナートでのプレー方法を理解し、良い結果を得るために必要なことを理解した瞬間にすべての対戦相手とプレーできたのです。

 私達のクオリティーがあれば、今日は決着を早く付けるべきでした。トラーパニはセットプレーから試合に戻るチャンスを手にしようとしていたからです。ここは改善点です。しかし、練習成果を試合で体現していることは称えなければなりません。

 プレーオフ?立場は何も変わりません。下位であれば、勝点を獲得して継続性を見出すこと危険地帯を脱することが重要です。状況は良くなっていますが、引き続き仕事に取り組む必要があります。

 ピエトレッリは加入直後ですから、まずは自分の立ち位置と期待されているプレーを学ぶことが先決です。チームに上手く馴染んでいると思いますし、今日は出場した時間の中で自らを上手く表現してくれました。

 ジェッラを讃えるに相応しい言葉が見当たりません。昨年は素晴らしいカンピオナートを戦いましたし、今年は私が復帰してから昨年と同様のパフォーマンスを見せています。得点だけではなく、若手選手達に多くのアドバイスを送ってチームに貢献してくれています」

 




 

 “ほぼ最下位” から “トップハーフと勝点差1” まで挽回して来たのですから、プレーオフ出場に関する話題が振られるのは当然のことでしょう。

順位表:2024/25 セリエC・グループC(第24節終了時)
  チーム名 勝点 得失
9 トラーパニ 24 8 8 8 32 +9
10 ジュリアーノ 24 9 4 11 31 -7
11 ソレント 24 8 7 9 31 -7
12 ユーヴェB 24 8 6 10 30 -6
13 フォッジャ 24 7 8 9 29 -4
14 アルタムーラ 23 7 7 9 28 -6
15 カヴェーゼ 24 7 7 10 28 -1

 以前は「上位勢に勝ったこと」が称えられていましたが、今節では「上位勢との試合での勝ち方に対する要望が出る」までチームは成長しています。

 3月初旬の第29節アヴェッリーノ戦までは “優勝争いに参戦中の上位チーム” との対戦が目白押しですし、その中で好調を維持していることは選手個人とチームにとって大きな財産になると思われます。

 

 Bチームの次戦は2月3日(月)に予定されている 2024/25 セリエC第25節ピチェルノ戦です。アウェイ戦でも現在の好調を維持し、勝点を持ち帰ることができるのかに注目です。