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Bチーム: ピエトレッリのゴールで先制するも追い付かれ、ピチェルノと 1-1 で引き分ける

 2024/25 セリエC第25節が行われ、アウェイでピチェルノと対戦したユベントス・Bチーム(= Next Gen)はピエトレッリ選手のゴールで先制するも追い付かれ、試合は 1-1 で引き分けました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2024/25 セリエC第25節 ピチェルノ戦)
  選手名
GK 30: ダッファラ
DF 7: ムラッツィ
24: チティ
26: ヒル・プチェ
46: トゥリッキア(→ 39' st. 40: ヴィッラ)
MF 73: ファティカンティ
5: マッカ
99: ピエトッレッリ(→ 20' st. 6: コメメンシア)
17: ジェッラ (C)
11: クドリッジ
FW 3: アフェナ=ギャン(→ 20' st. 79: セメド)

 ブランビッラ監督は 4-2-3-1 を選択。右 CB のチティ選手と右 MF のピエトレッリ選手が新たに先発した他は前節トラーパニ戦と同じ9選手を先発に起用して試合に臨みます。

 

 先に仕掛けたのはホームのピチェルノ。立ち上がりの1分に右サイドを縦に突破してゴール前に混戦を作り出すも、ユベントスはチティが蹴り出して難を逃れる。

 スコアが動いたのは9分。ユベントスはファティカンティが左サイドから入れた FK は逆サイドまで流れたが、これを回収したピエトレッリが自ら仕掛けて左足シュートを蹴り込んで先制に成功する。

 対するピチェルノは27分に左サイドを深く抉ったペティトからの折り返しをエネルゲが左足で合わせて 1-1 の同点に追い付く。

 クロス攻撃が機能するピチェルノは38分に右サイドからのアーリークロスにヴォルピチェッリが合わせるも、これは GK ダッファラがストップ。

 前半は互いに譲らず、1-1 で終了する。

 後半で先に決定機を得たのはユベントス。47分に左サイドの深い位置で得た FK からハンドを誘発し、PK を獲得する。ところが、ゴール右下を狙ったアフェナ=ギャンの PK は GK スンマがストップ。ユベントスは絶好の勝ち越し機を逸してしまう。

 窮地を脱したピチェルノは65分に右サイドのクロスを素早く処理したペティトが右足を振り抜くもボールは枠のわずかに右を通過。その後の右 CK は直接クロスバーの上を通過するなど逆転とはならず。

 結局、後半でスコアが動くことなく試合終了のホイッスル。試合は 1-1 で終了し、両チームが勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「非常に拮抗した互角の試合でした。私達にとっては非常に難しいピッチで獲得した勝点1です。難しい相手との対戦は分かっていました。

 PK を含めて私達が有利になるエピソードはありましたが、引き分けは妥当な結果です。私が監督に復帰してから選手達はネガティブな考えから解放されることに成功したと思います。選手達は優れたサッカー選手であり、それを証明しています。

 目標は結果の継続性を維持し、成長の道を続けることです。カンピオナートが終了した時点で私達がどこまで到達したかは分かるでしょう」

 




 

 ピチェルノ戦で勝利するには「アフェナ=ギャン選手が PK を決め切る」か「こぼれ球を回収して作り出した再チャンスにヒル=プチェ選手がヘディングシュートで応じる」かのどちらかが不可欠だったと言えるでしょう。

 ただ、両方ともスンマ選手の好セーブに阻まれてしまいました。

 リーグ戦5連勝とならなかったのは残念ですが、トップハーフに位置するチームとのアウェイ戦で勝点を獲得したことはシーズン前半戦の出来と比較すると「望外の結果」です。

 BチームはグループCで優勝争いをするチームを中心に上位勢との対戦が続く日程の真っ最中であるため、好調な成績に過信することなく日々の研鑽に励むことが重要になるでしょう。

 

 Bチームの次戦は2月9日(日)に予定されている 2024/25 セリエC第26節ベネヴェント戦です。

 優勝争いの最中にいるベネヴェントをホームに迎えてのランチタイム・キックオフが予定されている試合でどのようなプレーをするのかに注目です。