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【移籍のウワサ】 ダニーロ、今シーズン終了後にサウジアラビア移籍など契約満了での退団が既定路線に

 ファブリツィオ・ロマーノ記者ニコロ・スキーラ記者がダニーロ選手は現行契約が満了する 2024/25 シーズンでユベントスを退団する流れと言及しています。

 チアゴ・モッタ監督が求める DF の特性と人件費を考慮するとそうならざるを得ないでしょう。

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 ダニーロ選手は1991年7月生まれの33歳。2019年夏にカンセロ選手との交換トレードでマンチェスター・シティから加入したブラジル代表の DF です。

 ユベントスでは公式戦203試合に出場。(※ 2024年10月26日時点)

 チームの一時代を支えた功労者であり、主将を務めることに何ら疑問のない選手と言えるでしょう。

 

 そのダニーロ選手とユベントスの現行契約は2025年夏まで。しかし、ユベントスは「ダニーロ選手との契約延長には消極的」です。

  1. 2025年7月に34歳となる年齢
  2. チアゴ・モッタ監督のスタイルとの不一致
    • CB: DF ラインを高く設定するので背後のスペースをケアできる走力
    • SB: 前線 FW 陣のリードブロッカー役を担えるインバーバル系の走力
  3. 人件費
    • 推定年俸:500万ユーロ(※ 成長令の対象)
    • 減価償却費: 500万ユーロ

 チアゴ・モッタ監督の下では「ガッティ選手の方がダニーロ選手よりも貢献度が高い」ため、ダニーロ選手と “新たに” 契約を締結する場合は「ガッティ選手の方が良い契約条件」になる様に調整する必要があります。

 そのためには「ダニーロ選手の推定年俸が現行水準の 40% 未満」にせざるを得ませんし、それでは(出場機会の少なさを双方が嫌って)契約合意に達することは難しいでしょう。

 だから、契約満了による退団が既定路線と見られているのです。

 

 『年齢』と『人件費』の2点でダニーロ選手との関係性が 2024/25 シーズンでピリオドが打たれたとしても不思議ではありませんでした。そこに『チアゴ・モッタ監督が用いる戦術』との不一致という要素が加わったに過ぎません。

 2025年夏の移籍市場での『DF 補強の必要性』が “増しただけ” であり、以前から想定されていた「ダニーロ選手の後継者」としてジュントリ FD が誰を指名するのかに注目です。