ユベントスは公式サイト上でフランス発のソーシャル・スポーツゲームアプリ会社のオマダ(Omada)とパートナー契約を締結したと発表いたしました。期間は2年間でBチームとプリマヴェーラを支援する形となります。
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オマダ(Omada)社は2021年にフランスで発祥したアプリ会社。アプリ内でスポーツニュースや日々のスポーツ予想を議論できることも可能となっています。
ユベントスとの提携は「若年層のユーザー数増加を狙った露出効果」が目的と思われます。
そのために『ユベントスのオフィシャル・ユース・パートナー』に就任し、Bチーム(= Next Gen)や U-20 (旧プリマヴェーラ)のトレーニングウェアに広告を掲示する契約に至ったのでしょう。
“セリエCを戦っているプロヴィンチャ” が「2年契約でトレーニングウェアに広告を出稿する企業とのスポンサー契約を獲得した」と考えれば、育成部門の実績に対する評価は上々と言えるはずです。
今後は「育成部門としての魅力度を維持できるか」が問われることになるため、“将来が嘱望される若手超有望株候補” から選ばれ続けることが重要です。
どのスポーツでも育成部門は「1年ごとにチームが実質的にリセットされる」ため、選手を “発見” することに注力してしまっては本末転倒だからです。
世界最高の選手は “発見” するしかありませんが、トップレベルの選手では “育成” が占めるウェイトを無視することはできません。ユベントスが良い育成部門を維持・向上させることができるのかに注目です。