ユベントスは公式サイト上でブランビッラ監督との契約を2027年夏まで延長したと発表いたしました。「セリエBなど格上クラブからのオファーに応じるか」の判断を委ねていたため、引き留めに成功した結果は大きいと言えるでしょう。

ブランビッラ監督は1973年3月生まれの52歳。2022年夏にアタランタのプリマヴェーラ指揮官からユベントス・Bチーム(= Next Gen)の監督に転身。セリエCの全グループでチームを残留させています。
- 2022/23 : 13位 (13勝10分15敗・勝点49)
- 2023/24 : 7位 (15勝9分14敗・勝点54)
- 2024/25 : 9位 (12勝8分14敗・勝点44)
- 途中就任後: 11勝4分5敗・勝点37
途中就任した 2024/25 シーズンでのBチームの巻き返しは “セリエBなど格上クラブ” からの就任オファーを受けるに値するもの。
引き抜かれた場合は「後任監督の指名」を行い、残留を決断した場合は「途中就任時の契約内容を改善した延長オファーを提示」したクラブの行動は間違ってはないでしょう。
“2年契約で就任する形となったブランビッラ監督” に期待されていることは「チーム成績の維持」と「プリマヴェーラから輩出された若手有望株候補の(フィジカルや実戦による)選別」の両立です。
「プリマヴェーラから輩出される若手有望株候補の小粒化」はブランビッラ監督の責任ではありませんし、“Bチームを踏切板に使って大きく飛躍する若手有望株” を見落とさないことが重要になるでしょう。
「セリエCを戦う U-23 チームで積み重ねた試合数を基にセリエBへのステップアップを図ること」はセリエCを戦うどのチームででも可能だからです。
Bチームなどでの育成が機能しているかのバロメーターは「(2023/24 シーズン以前のように)プリマヴェーラからの飛び級があるかどうか」です。
クラブ内育成選手は『評価項目の違いを理由にしたプレミア価格を上乗せした移籍金』を要求できる存在であるため、下部組織から若手有望株選手をコンスタントに輩出することができるのかに注目です。