ユベントスは公式サイト上でBチーム(= Next Gen)を率いるマッシモ・ブランビッラ監督が今シーズン限りで退任すると発表いたしました。
なお、ブランビッラ監督はセリエC・フォッジャの新監督に就任することが発表されています。
ブランビッラ監督は1973年3月生まれの51歳。アタランタの下部組織での監督を務め、2022年夏にユベントス・Bチーム(= Next Gen)の指揮官に就任しました。
就任1年目の 2022/23 シーズンは最後に連敗したことで勝点50の大台には到達しなかったものの、2年目の 2023/24 シーズンはチーム史上最高タイとなる勝点54でフィニッシュ。
プレーオフではセリエB昇格を勝ち取るカッラレーゼに準々決勝で2戦合計 3-3 に持ち込む堂々たる内容でシーズンを終えました。これらの手腕が評価されてフォッジャから引き抜かれたと言えるでしょう。
ブランビッラ監督のBチームでの業績は「チーム成績」ではなく「 “期待の若手有望株” に成長曲線を描かせたこと」です。
DF / MF陣 | FW 陣 | ||||
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Po | 選手名 | 試合数 | Po | 選手名 | 試合数 |
MF | バッレネチェア | 36 | FW | ユルディズ | 15 |
DF | ハイセン | 30 | WG | イリング | 11 |
DF | バルビエリ | 24 | WG | スーレ | 6 |
MF | ノンジェ | 21 |
プリマヴェーラから昇格してきた “期待の若手有望株” にBチームでの出場機会を与えて成長を促し、彼らにトップチーム・デビューをするための足がかりを与えていたからです。
この実績が色褪せることはないでしょう。後任の監督にも「同様の成果」が求められることになるはずです。
今シーズンまで2年に渡ってBチームを率いていたブランビッラ監督はセリエCのグループCに属するフォッジャの新監督に就任することが発表されました。
「 “主力選手として活躍した若手有望株” が1年足らずで離脱すること」が前提のBチームよりも継続性が期待できるため、チーム力の上乗せがポイントになるでしょう。ブランビッラ監督に幸運が訪れることを願いたいと思います。