ユベントスは公式サイト上で 2023/24 セリエA第31節フィオレンティーナ戦に向けた招集メンバー24選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
DF | 2: デ・シリオ、3: ブレメル、4: ガッティ、6: ダニーロ、12: A・サンドロ、24: ルガーニ、33: T・ジャロ |
WB | 11: コスティッチ、17: イリング、22: T・ウェア、27: カンビアーゾ |
MF | 5: ロカテッリ、16: マッケニー、20: ミレッティ、25: ラビオ、26: アルカラス、41: ニコルッシ |
FW | 7: キエーザ、9: ヴラホヴィッチ、15: ユルディズ、18: ケーン |
2日(火)に行われたコッパ・イタリア準決勝ラツィオ戦と同じ24選手が招集されました。ノンジェ選手はBチームの試合に出場するため、招集メンバー外です。
【先発予想: 3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: ガッティ、ブレメル、ダニーロ
WB: カンビアーゾ、コスティッチ
MF: マッケニー、ロカテッリ、ラビオ
FW: ヴラホヴィッチ、キエーザ
アッレグリ監督は 3-5-2 を選択するでしょう。
2日(火)のコッパ・イタリア準決勝ラツィオ戦からの変更点は「GK が正 GK シュチェスニー選手に変更」となるだけでフィールドプレーヤーの変更は基本的には起こらないと予想されます。
対するフィオレンティーナのイタリアーノ監督は 4-2-3-1 が有力です。
フィオレンティーナはダブルボランチでボールを動かし、N・ゴンザレス選手やクアメ選手などの両翼が攻撃時に横幅を確保。最前線ではベロッティ選手が身体を張って奥行きを確保する形が基本です。
ユベントスとしてはコッパ・イタリア準決勝のラツィオ戦と同様に『(カウンターを含む)速攻』と『セットプレー』に活路を見出すしかないため、「ボールを奪取する場所」がポイントになるでしょう。
相手陣内でのハイプレスが機能するのが理想ですが、フィオレンティーナの完成度を考えると非現実的。『ピッチ中央に近い自陣ミドルゾーンでの守備ブロック』でボールを引っ掛けて「前線2トップのカウンターで相手ゴールに迫る形を高い再現率で繰り出せるか」が鍵です。
今のユベントスが相手に主導権を渡さないには「精度の高いカウンターで相手の出足を鈍らせる」が現実的ですし、今節もそれに賭けて勝利を目指すことにならざるを得ないと思われます。
フィオレンティーナ戦に向けたチーム戦術を用立てる余裕はありませんし、その準備をしたとしても機能する可能性は低いでしょう。したがって、先発出場した選手達が “ピッチ上で” どうにかするしかありません。
後手に回ると苦戦が予想されるため、日程的に1日有利なユベントスがどのような試合への入りを見せるのかに注目です。