アリアンツ・スタジアムで行われた 2023/24 セリエA第6節レッチェ戦に 1-0 で勝利したユベントスのアッレグリ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「勝つことが難しい試合でした。敗れたサッスオーロ戦の直後でしたし、失点の少ないレッチェが相手だったからです。
レッチェがペースを下げた時、私達は上手く対処しました。注意力を払うという観点で良い試合をプレーしましたし、試合の中に上手く留まっていました。
ミリクはチーム全体と同様に後半で内容を大きく改善しました。私達は試合の最後まで気を引き締めなければなりません。次は強豪であるアタランタとの大事な直接対決です。
キエーザ?本当に良いプレーを継続していますし、現在のポジションではマークしにくい存在になっています」
フェデリコ・キエーザ選手:
「常に最善を尽くすことに挑戦しています。フィジカル的にも良好ですし、本当に嬉しく思います。最近は日程の近い2試合での連続出場もできていませんでした。
監督が求めるポジションについては同意していますし、ベストを尽くそうとしています。
レッジョ・エミリアでは試合の傾きを変える不規則な得点を許してしまいました。今日は正しい意識で試合に臨みましたし、後半は守備面において良い管理ができたと思います。
私達の目標は同じ方向に突き進むことであり、実際の目標は4位以内で終えることです。来年の3月に状況を確認しましょう」
アルカディウシュ・ミリク選手:
「私達に勝利をもたらす非常に重要なゴールでした。サッスオーロ戦で敗れた後ですし、私達にとっての礎となるでしょう。
シーズン初得点は本当に嬉しいですし、大きな自信を与えてくれます。
レッチェ戦の前半は少し苦しんだと思いますが、こうした試合はあります。重要なのは勝利を持ち帰ったことです。私達は大きく成長できますし、さらに良いプレーができることを知っています。
私達はそうしようと試みていますし、そのためにはもう少し時間が必要です」
前半終了時にスタジアムからブーイングが起きた理由は「攻めてはいたものの相手 GK ファルコーネ選手がユニフォームを汚すようなセーブを強いるシュートを放てなかったから」でしょう。
数字的には「ユベントスが押せ押せの展開」でしたが、実際のプレーではそこまでの迫力はなかったからです。
選手個々では長所を発揮した良いプレーが随所にありました。ただ、そうした良いプレーからの連携時に周囲の味方とのズレが生じる頻度が高く、それが攻撃時の停滞を助長させていたことは否めません。
チームとしての連動性を高めるには擦り合わせや相互理解が必要ですし、その成果を手にするには一定の時間が必要になります。したがって、現時点で判断を下すのは時期尚早との結論になるでしょう。
ユベントスは週末にセリエA第7節アタランタ戦が控えています。サッスオーロやレッチェとは毛色が異なる強豪チームを相手に良い内容の試合をして結果を持ち帰ることができるのかに注目です。