イタリア審判協会は公式サイト上で 2024/25 セリエA第4節を担当する審判団を発表いたしました。エンポリ対ユベントス戦の主審はマルコ・ディ・ベッロ(Marco Di Bello)氏です。
プッリャ州ブリンディジ出身のディ・ベッロ氏は1981年7月生まれの43歳。今シーズンのセリエAは1試合、昨シーズン(2023/24 シーズン)のセリエAでは11試合で主審を担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2022/11/10 | 2022/23 第14節 |
ヴェローナ v ユベントス [0 - 1] |
2023/04/08 | 2022/23 第29節 |
ラツィオ v ユベントス [2 - 1] |
2023/08/27 | 2023/24 第2節 |
ユベントス v ボローニャ [1 - 1] |
2024/02/17 | 2023/24 第25節 |
ヴェローナ v ユベントス [2 - 2] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2021/12/22 | 2021/22 第19節 |
エンポリ v ミラン [2 - 4] |
ディ・ベッロ氏が担当した直近2シーズンでのユベントスの戦績は4試合で1勝2分1敗。アッレグリ監督時代の相性はあまり芳しくありません。
一方のエンポリはディ・ベッロ氏が主審を担当した最も直近の試合が 2021/22 シーズン第19節ミラン戦。試合は 2-4 と大敗していますが、2024/25 シーズンにまで尾を引くことはないでしょう。
ちなみに、ディ・ベッロ氏がエンポリ対ユベントス戦での主審を担当するのはキャリア初のことです。
なお、ディ・ベッロ氏とともに試合を担当する副審はルイジ・ロッシ(Luigi Rossi)氏とマッティア・スカルパ(Mattia Scarpa)氏。第4審判はパレデ・トレモラーダ(Paride Tremolada)氏。
VAR はダヴィデ・マッサ(Davide Massa)氏、副 VAR はマルコ・グイダ(Marco Guida)氏が担当すると発表されています。
マッサ氏が VAR を担当するのは今シーズン初。昨シーズンも VAR の担当はありません。
おそらく、マッサ氏とグイダ氏は「週明けに初戦を迎える UEFA 主催大会での主審が内定」しているのでしょう。そのため、今週末は主審の担当が回避されたものと思われます。
エンポリ戦での注目点は「ピッチコンディション」になるでしょう。開幕節モンツァ戦の後にエンポリがピッチ状態の悪さを謝罪するプレスリリースを出すほどだったからです。
ボールを保持して能動的に仕掛けるスタイルを志向するチアゴ・モッタ監督のサッカーは「ピッチコンディションが劣悪だとトラップミスなどによるボールロストのリスク」と背中合わせです。
このリスクマネジメントをどうするのかにも注目です。