ユベントスのマルキージオ選手が『メディアセット』からのインタビューに応じ、シーズン最終盤に向けての意気込みを述べたと公式サイトで紹介されています。
クラウディオ・マルキージオ選手:
「監督がいつも述べていることですが、私はこの怪我をした選手たちの経験を知りましたし、復帰には1年ほどを要することも分かっていました。この1年は浮き沈みがあり、良い状態を維持しようとしてきたのです。
復帰した時は良い状態でした。しかし、筋肉面でのトラブルに注意する必要がありました。ただ、幸運にもそうした事態にはなりませんでした。大きな問題が起きず、トレーニングを継続できたことを嬉しく感じています。
今は良好ですし、特にチームは好調で、シーズンの最重要時期に差し掛かっていると思います。
私はいつもプレーする準備ができています。毎年、システムやポジションは変化するものです。適応することは私にとって問題ではありません。
現行のシステムで私達は攻守にバランスを見出しています。マリオがプレーする役割は当初とは大きく異なっています。ですが、素晴らしい役割を果たしていますし、チームのために自己犠牲の精神を発揮してくれています。
バルセロナに勝利したことは偉大なシーズンを締めくくることができると私達に気づかせることになりました。バルセロナのサイクルが終焉したという話はレアル・マドリードとの試合で否定されたことでしょう。彼らは決して諦めないチームなのです。
私達は近年、イタリアやヨーロッパで競争力のあるチームに戻り、重要な経験を積み重ねました。今年はユベントスが打ち破ることのできなかったヨーロッパの舞台で先に進むことができると確信しています。
私達の強みはグループにあります。重要な選手たちが加わり、厚みが増しました。監督が就任してから、毎年良い方向へと変化して来ました。これが今シーズンにポジティブな要素として現れたのでしょう。
モナコに対して大きな敬意を払っています。チャンピオンズリーグで残っている4チームの中で最も予算が少ないと思いますが、この舞台に到達しているのですから実力は本物です。重要なチームを敗退させており、難しい2試合になると予想しています。
アタランタは驚きのシーズンを過ごしています。私達がよく知る監督のおかげでしょう。初年度から上手く合わさったグループが構築されており、素晴らしい継続性を示すことができています。
ですが、私達も好調です。ベルガモには勝つために向かわなければなりません。ゴールテープはできるだけ早く切りたいですし、そのために勝点3は重要なのです。
3冠獲得を信じることは義務です。現時点でリーグ戦においてはリードを築き、チャンピオンズリーグでは準決勝に進出し、コッパ・イタリアでは決勝を戦うのです。信じないということはできませんし、できると確信しなければならないのです」