イタリア審判協会は公式サイト上で 2016/17 シーズンのセリエA第9節を担当する審判団を発表しました。ミラン対ユベントスを担当するのはニコラ・リッツォーリ(Nicola Rizzoli)主審です。
エミリア=ロマーニャ州ボローニャ出身のリッツォーリ主審は1971年10月生まれの45歳。「イタリア No.1 レフリー」と称される審判です。
今シーズンのセリエAは3試合を担当し、イエローカードは12枚、退場者はゼロという記録が残っています。直近に担当したユベントス戦の成績は以下のとおり。
日時 | Serie A | 対戦カード |
---|---|---|
2014/09/20 | 2014/15 第3節 |
ミラン v ユベントス [0 - 1] |
2014/12/05 | 2014/15 第14節 |
フィオレンティーナ v ユベントス [0 - 0] |
2015/04/18 | 2014/15 第31節 |
ユベントス v ラツィオ [2 - 0] |
2015/08/30 | 2015/16 第2節 |
ローマ v ユベントス [2 - 1] |
2016/03/20 | 2015/16 第30節 |
トリノ v ユベントス [1 - 4] |
1シーズン平均3試合のペースで担当し、直近5試合の成績は3勝1分1敗(8得点3失点)と荒れるビッグマッチを裁くケースが多いことを考慮すると悪くない審判と言えるでしょう。
ユベントスにとってネガティブな情報はリッツォーリ主審が昨シーズン担当した2試合で退場者が出ていることでしょう。
ローマ戦ではポグバ選手のミスをカバーしたエヴラ選手が2枚目のイエローで退場(+第3GKのルビーニョ選手も暴言によりベンチから退場)、トリノ・ダービーでは「お前はバカだ」と発言したケディラ選手が一発レッドを受けています。
したがって、冷静さを保ち、退場者を出さないことがミラン戦では求められることになります。
ちなみに、ユベントス対ミランをリッツォーリ主審が担当するのは今回で6度目。ユベントスの3勝2敗(7得点4失点)なのですが、勝ちと負けが交互になっていることが気になる点と言えるでしょう。
なお、リッツォーリ主審とともに試合を担当する副審はジャンルカ・カリオラート(Gianluca Cariolato)氏とマッテオ・パッセリ(Matteo Passeri)氏。第4審判はリッカルド・ディ・フィオレ(Riccardo Di Fiore)氏。
追加副審はダビデ・マッサ(Davide Massa)氏とマルコ・ディ・ベッロ(Marco Di Bello)氏が担当することが発表されています。