UEFA ユースリーグ第3節リヨンとのアウェイ戦に挑んだユベントス・プリマベーラはカリガラ選手の先制点などで 0-3 で勝利し、勝点6に伸ばすことに成功しました。
試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 20: ベルウアット 5: アンデルセン 3: コッコロ 6: ロジェリオ |
MF | 7: マツェク 4: ムラトーレ (C) 18: カリガラ(→ 35' st. 14: トゥレ) 8: カスタノス(→ 38' st. 15: ボヴェ) |
FW | 9: ゼチリ(→ 20' st. 10: クレメンツァ) 11: レリス |
古巣との対戦となったグロッソ監督は 4-3-1-2 を選択。アベッリーノ戦は温存されたロジェリオ選手とカスタノス選手が先発に復帰し、モイーズ・ケン選手がトップチームに招集された関係で2トップはゼチリ選手とレリス選手が入りました。
ちなみに、リヨンのユースチームを率いるのはクリス監督。グロッソ監督と同時代にリヨンのCBとして活躍したブラジル人選手という経歴を持っている人物です。
試合は両チームともプレスをかけ、スピーディーな展開が続きます。一進一退の状況で推移したものの、22分に試合の行方に大きな影響を与えるプレーが起きます。
レリス選手のスルーパスに反応したゼチリ選手がエリア内で倒され、PKを獲得。倒したロセッリ選手は一発退場となり、リヨンは残り時間を10人で戦うことを余儀なくされます。ところが、カスタノス選手のクッキャイオは無情にもクロスバーを越え、ユベントスは絶好の先制機を逃してしまいます。
それでも、ユベントスは33分に16歳のカリガラ選手が高い位置でボールを奪取するとエリア外から左足を豪快に振り抜き、先制に成功。前半を 0-1 で折り返します。
後半に入ると、1人少ないリヨンはマークが緩くなり、防戦一方となります。すると、60分にユベントスが決定的な2点目を奪います。
ベルウアット選手が右サイドを強引に突破すると、中央に折り返しのクロス。これを中央で待ち構えていたレリス選手がジャンピングボレーで合わせ、リードを2点に広げることを成功します。
71分には途中出場のクレメンツァ選手がムラトーレ選手とのパス交換からリヨン守備陣を崩し、3点目を奪取。試合はこのまま終了し、ユベントスが 0-3 で勝利しました。
なお、3節を終えた時点での順位表は以下のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ユベントス | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | +3 |
2 | セビージャ | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | +2 |
3 | リヨン | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | -2 |
4 | ディナモ・ザグレブ | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | -3 |
2勝1敗で勝点6と前半戦を良い形で折り返したと言えるでしょう。ユースリーグのグループステージ突破に向け、この勢いを維持して欲しいところです。
ユベントス・プリマベーラの次節はカンピオナート・プリマベーラ第6節トリノ戦。現地10月23日に予定されているダービー戦です。ライバルチームとの対戦ですので、良い準備をして試合を迎えて欲しいと思います。