チャンピオンズリーグ恒例の前日会見が試合会場であるシティ・オブ・マンチェスターで行われ、アッレグリ監督とブッフォン選手が出席しました。
会見の概要は以下のとおりです。
ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「明日の試合に向けた大いなる情熱があります。
私にとっては優勝候補の一角でもあるシティとこのステージで対戦することは初めての経験です。ヨーロッパの舞台でも戦うことを認識するには良いテストだと言えるでしょう。
私達の価値は何なのか、私達は何者なのか、私達はどこへ向かいたいのかを知る手助けとして最高の方法なのです。
シティにはヨーロッパのトップ5でプレーできる攻撃的な選手が7〜8人はいます。幸運なことにピッチに立てるのは最大でその中の3人です。スポーツにおいても、人生においてもプライドがあります。特に強いチームにいるとなれば、なおさらのことでしょう。
25人全員で共にトレーニングを行ったのは数日間だけです。私達は早期に互いをより良く知る必要があります。
セリエAのスタート?
私達はもっと上手くスタートできると思っていましたよ。ですが、客観的な問題に焦点が当たっています。ファンのジャッジは最後ですが、全てを出し尽くしている今のチームはサポートされるべきなのです。
自分は何者なのか?
プレーによって見つけます。上手くスタートできなかった3試合を終えた後では、自分たちのことについて言うことはできません。
チームは再び良いパフォーマンスを見せることになるでしょう。そして、数ヶ月前のレベルに戻るはずです。
何もできてませんし、首位にも立っていませんが、翌月では様々なケースで私達は復調の兆しがあります。私達は明日の試合で楽観的なパフォーマンスを披露し、団結の兆候を見せるでしょう。私達はいつだって自分たちのフットボールをします。明日は素晴らしいショーを楽しめると信じています」
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「シティは優勝候補の一角です。明日は6試合あるグループステージの初戦で、我々の目標はグループを突破することなのです。
相手は試合でのインテンシティ、勇敢さ、そしてテクニックを持つチームなのです。ですから、我々はそのことについて自己分析しなければなりません。最初の3試合でチームはすべてを出し尽くしましたが、得点が不足し、運からも少し見放されていました。
明日の試合ではチームは注意深くプレーしなければなりません。なぜなら、ヨーロッパ最強チームの1つと相対するからです。
セリエAとは違い、ヨーロッパでの試合ではプレーするためのスペースを見つけることができるでしょう。今やるべきことは働き、結果を残すことです。と言うのは、それがすべてになっているからです。
レミラは中盤でもプレーができますが、走力も魅力です。エルナネスはキエーボ戦では良いプレーを見せました。特にしばらく出場機会がなかったにも関わらずです。それは新加入のアレックス・サンドロにも言えます。
明日の試合でも5人の MF が起用できる状態で、3人か4人がプレーすることになるでしょう。現時点で我々は多くのゴールを決めることはできていません。試合で違いを見せることで自分たちを取り戻す必要があるのです。
土曜日の試合では大きなエネルギーを費やしました。ですから、シティ戦を見据えてトレーニングを引き上げることが必要なのです。
クアドラードは加入後、非常に良くやってくれています。次は彼の強みを活かすという点でも正しいサポートが不可欠となるのです。
上海では我々は1本も枠内シュートを許しませんでした。ソリッドなディフェンスがあるのですから、攻撃もまた良くすることができるはずです。22人のうち10人が入れ替わったのですからフィットするまでには時間とトレーニングを要するのです。
我々はヨーロッパのトップ8になるという野心を持たなければなりません。ですが、それを達成するには上手くプレーする必要があるのです」