ユベントスは公式サイト上で 2025/26 UEFA チャンピオンズリーグ・リーグフェーズに向けた登録選手(リストA: 23選手、リストB: 6選手)を発表いたしました。

登録された選手一覧は下表のとおりです。
List A | Po | 選手名 |
---|---|---|
C-TP 【下限4】 |
GK | 23: ピンソーリョ |
MF | 21: ミレッティ | |
A-TP 【下限4】 |
GK | 1: ペリン、16: ディ・グレゴリオ |
DF | 4: ガッティ、24: ルガーニ | |
WB | 27: カンビアーゾ | |
MF | 5: ロカテッリ | |
Free 【上限17】 |
DF (4) | 3: ブレメル、6: ケリー、15: カルル、32: カバル |
WB (2) | 18: コスティッチ、25: J・マリオ | |
MF (4) | 8: コープマイネルス、17: アジッチ、19: テュラム、22: マッケニー | |
FW (5) | 7: コンセイソン、9: ヴラホヴィッチ、11: ジェグロヴァ、20: オペンダ、30: デイヴィッド | |
Po | 選手名 | |
List B | GK | 42: S・スカーリャ、43: フスカルド |
DF | 40: ローヒ、41: ヒル・プチェ、47: B・マルティネス | |
FW | 10: ユルディズ |
移籍最終日に駆け込み補強で獲得したジェグロヴァ選手とオペンダ選手の2人は登録メンバー入り。
その一方で放出はN・ゴンサレス選手1人に留まったため、登録可能枠数の問題でミリク選手がメンバー登録を外れることになりました。(制限項目のない)リストAの登録メンバーは予想どおりと言えるでしょう。
リストBに登録されているのは GK 陣と選手層の薄い DF 陣。
ヒル・プチェ選手とブルーノ・マルティネス選手は「Next Gen で1シーズンを通して3バックの主力 CB としてプレーすること」が目標の立場であるため、トップチームの戦力として計算するのは非現実的な状況にあります。
登録メンバーで言うと、CF とシャドーの計3ポジションを本職とする攻撃陣が人員過多。2026年1月以降の移籍市場では「攻撃陣のスリム化」が不可避です。
クラブ経営的には “今シーズン前半戦に決定力を復活させたヴラホヴィッチ選手” が冬の移籍市場でチャンピオンズリーグ優勝を現実的に狙えるビッグクラブに『助っ人』として引き抜かれることが理想的。
2025年夏の移籍市場が閉じた現時点で考えられる最良のシナリオだからです。
ただ、そのためには “ヴラホヴィッチ選手が” 出場して得点を決め続けることが大前提。今夏の移籍市場で大金を費やして獲得した選手の少なくとも1人はベンチに置かれるため、トゥドール監督のマネジメントが重要になるでしょう。
ラウンド16進出がチャンピオンズリーグの現実的な目標として設定されているユベントスのトゥドール監督がどのようなチームマネジメントでリーグフェーズを戦い抜こうとするのかに注目です。