リヨンから勝点3を持ち帰ることに成功したユベントスの監督・選手たちによる試合後のコメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達はボールを適切に動かすことができていなかったのですから、審判は喝を入れるために無理やり10人に減らしたのでしょう。
エヴラを選択した理由はベナティアが40日の離脱から復帰した直後だったからです。彼に負傷を再発させるリスクを負わせたくなかったのです。エヴラはCBでも良いプレーができますし、左利きで私達にとって有益な選手です。
クアドラードを左サイドに配置することは土曜日にも行いましたし、良いプレーを見せました。もし、今日の試合で先発起用していたなら、フレッシュな足を持った選手が限定されることになっていたでしょう。それだけ控えの選手は常に大事な存在なのです。
幸運にもブッフォンはPKセーブなどで私達を救ってくれました。リヨンが重心を下げた時には忍耐が必要です。
上手くプレーすることに挑戦しなければなりませんし、リラックスをして、急いでパスを出す必要はないのです。同じようなことがウディネーゼ戦いでも起きていたことを忘れてはなりません。
ボールを保持していない時を含め、多くのエリアで上手くプレーすることを心がける必要があります。今週末にミランが見せる内容と同じことを実行できなければ、トラブルに陥ることでしょう」
ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「(ブッフォンは終わったという意味の)葬式を行うことはできるでしょうが、誰もそこにはいないでしょうね。
横柄さを抜きに何度も述べていることですが、私は自己批判をしていますし、敬意を欠いていたり、公平さを欠いている人物が述べることを聞く必要はないのです。
この数週間は多くの馬鹿げたことを耳にしました。唯一の正しいコメントは “私はブッフォン自身が思っているよりも彼はできると期待している” ということだけです。これは事実ですし、私は完全に同意します。
ビッグセーブの後もお祝いはしませんでした。10人になっていた訳ですし、エネルギーを浪費したくなかったのです。目の前で起きていることに集中したかったですし、チームメイト、クラブ、そしてファンが常に無敵の私を望んでいますからね。
ユーヴェは改善しなければなりません。すべての面でまだ不十分だと私は思います。逆説的ですが、10人になってからの方がコンパクトでチームとして機能していました。プレッシャーを管理するだけでなく、ポイント獲得だけで満足してはなりません。これが私達のスピリットなのです。
向上する機会や余地は用意されています。もし、決勝ラウンドが始まる3月になっても同じようなレベルでいるなら、それは恥ずべきことです」
ミラレム・ピアニッチ選手:
「苦労した試合でした。チャンピオンズリーグはどの試合もタフだと知っています。おそらくリヨンは今シーズンのベストだったでしょう。しかし、私達は10人になってから懸命に戦い、上手く組織し、スコアをコントロールしました。
私達のシーズンにとって重要な3ポイントです。怖気付くことはありません。10人になって困難になることは知っていましたし、ジジは素晴らしいセーブを見せていましたので、3ポイントを獲得できると信じていました。
ジジは価値を再証明しました。彼を疑うことはナンセンスなことです。ユーヴェやイタリアにとって重要な存在ですし、すばらしい人物で偉大なGKで、私達全員にとっても鍵となる選手なのです」
ファン・クアドラード選手:
「ハッピーですし、神に感謝しています。攻め上がった際に中央を見たのですが、誰も見えませんでした。なので、ミサイルを発射する感覚で打ったです。
素晴らしい一面を持つリヨンとの試合は非常に難しいものでした。ですが、私達は力強いパフォーマンスをできたと思っています。
目標はグループ首位です。ページをめくらなければなりませんし、今週末にはリーグ戦で重要なミラン戦が待ち構えているです」