昨シーズン、プレミアリーグの QPR にレンタル移籍していたチリ代表のイスラ選手がセビージャ入りするかどうかはユベントス次第とモンチ GM がコメントしていると報じられています。
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モンチGMのコメントは次のとおりです。
「イスラは我々がチェックしていた選手の中の1人ですが、すべてはユベントス次第です。
我々はコパ・アメリカ前に獲得することを望みましたが、選手が素晴らしいパフォーマンスを見せたことで状況が変わってしまいました。ですが、我々としては経済力に見合った補強を続けて行きたいと考えています」
セビージャというチームはシビアな経営をすることで知られていますので、あまりマネーゲームを好むチームではありません。高額なオファーを出すチームというよりも、有望株な選手を上手く発掘して成長させ、ビッグクラブからの引き抜きで大きな利益を生み出すという印象が強くあります。
チャンピオンズリーグに出場するということで、多少の出費であれば容認するという姿勢を採っているのだと考えられます。
イスラ選手からすれば、右サイドのアレクシス・ビダル選手がバルセロナに移籍したことで、得意とするポジションのレギュラー枠が白紙であることは大きなメリットと言えるでしょう。そのため、チーム間で移籍金の折り合いがつくかどうかが交渉のボトルネックになっていると思われます。
ユベントスは1880万ユーロでウディネーゼから獲得したイスラ選手をなるべく高額で売却したいという思惑がありますので、移籍が決まるまではもう少し時間を要するでしょう。