冬の移籍市場がまもなく開かれるということもあり、『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』がユベントスの補強ポイントである中盤について現時点で獲得が噂される選手を取り上げています。
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補強候補1番手はゼニトのヴィツェル選手(27)でしょう。複数の中盤ポジションでプレーすることができ、契約は2017年夏に満了します。
1月に補強するのであれば、移籍金は 600〜700 万ユーロと見積もられており、実力・金銭の両面で獲得するメリットはあります。
また、今季チャンピオンズリーグの登録メンバーに加えられることもプラス要素です。純粋にチーム力を上乗せできますので、冬の移籍市場で獲得を検討する価値のある選手と言えるでしょう。
他に名前が出ているのはチャンピオンズリーグで対戦したトリッソ選手(リヨン)とエンゾンジ選手(セビージャ)です。
ただ、両選手ともに今シーズンのチャンピオンズリーグに追加登録ができませんので、冬の移籍市場で大金を費やして獲得するメリットは非常に少ない状況です。
- ミランはCBにムサッキオ選手(ビジャレアル)か、カルダラ選手(アタランタ)を獲得したい
- 獲得資金はバッカ選手をセビージャに売却すれば、捻出できる見込みがある
- セビージャが高値でエンゾンジ選手を移籍させれば、バッカ選手獲得の資金ができる
エンゾンジ選手獲得の噂が出たのはユベントスの “補強ポイント” であったからで、チームを緊急修復する必要の少ないユベントスが冬の移籍市場で大きく動くことは現時点では少ないと思われます。
2016年1月はマンドラゴラ選手の保有権をジェノアから買い取ったことが1番のニュースでした。おそらく、2017年もベタンクール選手をボカから買い取ったことを公式発表することぐらいになるでしょう。
メディアの盛り上がりと比較すると、静かな冬のマーケットになるのではないでしょうか。