2025/26 UEFA チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節が行われ、ホームにベンフィカを迎えたユベントスはテュラム選手とマッケニー選手のゴールで 2-0 の勝利を手にしました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

| Juventus FC [4-2-3-1] |
SL Benfica [4-2-3-1] |
|
|---|---|---|
| GK | 16: ディ・グレゴリオ | 1: トルビン |
| DF | 15: カルル 3: ブレメル 6: ケリー 27: カンビアーゾ |
17: デディッチ 44: T・アラウホ 30: オタメンディ (C) 26: ダール |
| MF | 5: ロカテッリ (C) 19: テュラム |
18: バレイロ 8: アウルスネス |
| 22: マッケニー 21: ミレッティ 10: ユルディズ |
25: プレスティアーニ 10: スダコフ 21: シェルデルップ |
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| FW | 30: デイヴィッド | 14: パヴリディス |
ユベントスのスパレッティ監督は 4-2-3-1 を選択。GK ディ・グレゴリオ選手と左 CB ケリー選手が先発に復帰し、現状のベストメンバーで大一番に臨みます。
対するベンフィカのモウリーニョ監督も 4-2-3-1 を選択。こちらも予想どおりの選手がスタメンに名を連ね、真っ向勝負で2年連続アウェイでのユベントス戦を迎えます。
試合は両チームの10番が攻撃を牽引する形で始まる。ベンフィカは8分にスダコフが枠内ミドルシュートで攻撃の狼煙を上げるも、これは GK ディ・グレゴリオが難なくキャッチ。
一方のユベントスは直後にユルディズがカットインから枠内シュートを放つも、GK トルビンが好セーブで応戦する。ユルディズは18分にも強烈なミドルシュートを放ったが、これは枠のわずかに右を通過する。
積極的な姿勢を見せるベンフィカは23分にロカテッリの縦パスを奪取。プレスを仕掛けてボールロストを誘発したスダコフが左足で狙うも、GK ディ・グレゴリオが好セーブとケリーのカバーリングでユベントスは難を逃れる。
窮地を脱したユベントスは36分に右 CK をマッケニーがニアでフリックし、最後はミレッティが狙うもクロスバーの上を通過。前半終了間際に訪れたチャンスはデイヴィッドが活かし切れず。
結局、前半は 0-0 で終了する。
後半も両チームが積極的にゴールを狙う展開は変わらない。ベンフィカは50分にパヴリディスが決定機を掴むもシュートはポストのわずかに右。ユベントスは54分にカルルからのクロスにマッケニーが合わせたが、GK トルビンに阻まれてしまう。
試合が動いたのは直後の55分。ユベントスはカルルのボール奪取からテュラムがデイヴィッドとのワンツーで持ち込んだシュートが相手 DF に当たって軌道が変わったことも作用して先制に成功する。
1歩前に出たユベントスは64分にロカテッリがデイヴィッドに縦パスを付けると、その落としを受けたマッケニーがデイヴィッドとのワンツーで中央突破に成功。ゴール左下にシュートを流し込み、2-0 とリードを2点に拡大する。
追う展開となったベンフィカは68分に左 CK からアウルスネス高い打点でのヘディングシュートを放つも右ポストを直撃。1点が遠い展開が続く。
それでもベンフィカは79分にエリア内でトラップを試みたバレイロがブレメルに蹴られたことが VAR で確認されて PK を獲得する。だが、パヴリディスが軸足を滑らせて PK は失敗。
試合は 2-0 のまま終了し、勝点3を上乗せしたユベントスのリーグフェーズ突破が決定した。
なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。
GK: ディ・グレゴリオ 6.5
序盤からスダコフのシュートを堅実に阻んでチームに貢献。相手のシュートがポストに嫌われたり、スリップによる PK 失敗などの幸運を引き寄せることにも成功した。
DF: カルル 6.0
シェルデルップの対応に苦しむ場面もあったが、試合全体の帳尻は上手く合わせることができたと評することができるだろう。安定稼働を続けてくれる貢献度は計り知れない。
DF: ブレメル 5.5
ロカテッリとのポジションチェンジ時のボールロストに始まり、エリア内での踏み付けや蹴りなど粗雑なプレーが多い試合だった。今日はチームメイトの働きに感謝しなければならない。
DF: ケリー 6.5
集中力を保った良いプレーを継続することができていた。コープマイネルスの左 CB 起用で尻に火がついたことがプラスに作用したようだ。
DF: カンビアーゾ 6.0
技術的なミスが散見された前半のパフォーマンスは芳しくなかった。ベンフィカのプレスが弱まった後半は挽回していたが、及第点に達していないとの評も説得力を持つ内容だった。
DMF: ロカテッリ 6.0
相手のプレスが弱まった残り30分は得意のパスでプラスポイントを大きく稼いでいたが、それまでのパフォーマンスは酷いものだった。キエッリーニではなく、ボヌッチのような主将になるだろう。
DMF: テュラム 7.0
プレス強度が弱まったことで得たスペースを活かす形で均衡を破ることに成功。前日会見で言及していた決定力をアピールした。マークの厳しい時間帯に持ち味をどれだけ発揮できるかが今後のテーマだ。
OMF: マッケニー 7.0
チーム事情に合わせて2列目でも複数のポジションを担当し、高い貢献度と結果を示していた。契約満了でチームを去られることは避けなければならない。
OMF: ミレッティ 5.5
ミラーゲームの前半で内容の芳しくないチームにお付き合いする形になってしまった。ロカテッリのスケープゴートとして槍玉に挙げられることだろう。
OMF: ユルディズ 6.5
マンツーマン状態だった左サイドを独力で突破し、相手ゴールに迫って攻撃を牽引。相手の注意を引き付けるだけの脅威を十分に示していた。
FW: デイヴィッド 6.5
最前線でのポストプレー役として機能し始めたのは相手のプレス強度が弱まった後半からだった。貢献度は事実だが、前半でのチームへの組み込み方は改善の余地が大いにありそうだ。
【交代選手など】
OMF: コンセイソン 6.0
後半開始と同時にミレッティとの交代で出場。ミレッティにはない縦方向への加速力でスタジアムを沸かせていた。
DF: カバル 6.0
カンビアーゾとの交代で70分から出場する。左 SB としてプレー時間の確保が見込める安定したパフォーマンスを示していた。
FW: オペンダ 6.0
70分からデイヴィッドに代わって出場機会を得る。2点リードの時間帯で攻撃への比重は大きくなかったこともあり、インパクトも薄かったことは否めない。
OMF: コスティッチ ー
ユルディズとの交代で81分から投入される。
DMF: コープマイネルス ー
ロカテッリに代わって85分から出場。
スパレッティ監督 6.5
カリアリ戦と同様に整備された守備ブロックに苦戦し、リスキーなビルドアップもあったが、それでも後半に先手を取ってクリーンシートで勝ち切ったことが何より素晴らしい。次なる課題は「(強豪チームを相手に)リードを手にして前半を折り返せるか」だろう。その期待に応えられるか注目点だ。
ギョジュビュユク主審 6.5
ブレメルの PK 献上は正しい判定だ。その直前にあった踏みつけに VAR が介入するのは大げさだが、ボールある場所でのプレーに対する判定での VAR に異論はない。良い試合コントロールをしていた。