アリアンツ・スタジアムで行われた 2025/26 UEFA チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節ベンフィカ戦に 2-0 で勝利したユベントスのスパレッティ監督および選手たちによる試合後コメントを紹介いたします。

ルチアーノ・スパレッティ監督:
「本当に難しかったのでしょうか?2試合連続で私達はボールを持ち、相手のボックス内に攻め込みましたが得点は奪えませんでした。いずれにしても私達は勝ったのです。試合は互角でしたし、デイヴィッドとミレッティとヘディングが決まっていればと思います。
後半はフリーの味方への追加のパスを失敗し、油断からボールを失いました。それからマッケニーの決定機はポスト直撃です。難しい試合でも。盗んだ試合でもありません。拮抗した試合でした。私達の姿勢は正しいものでしたし、結果は妥当だと思います。
私達ができるのは美しいサッカーに挑戦することです。試合に勝たなければなりませんが、直近の試合では重心が前のめりでカウンター攻撃を許していました。ただ、このスタイルでは起こり得ることだと認識しなければなりません。
カンビアーゾはプレー方向を知っていますし、強豪から関心を寄せられたこともある選手です。彼の粘り強いボールキープは称賛に値します。ボールを外に出してしまうと相手ボールです。
ブーイングを浴びせた観客が満足していないのなら残念ですが、私達は非難を覆すモチベーションにしなければなりません。
デイヴィッドは中盤と攻撃陣を繋げる選手です。マッケニーの得点は彼がスペースをどう与えるかを知っているから生まれたものです。ただ、エリア内ではもう少しアグレッシブにプレーする必要があるでしょう。そこでのスペースは自ら切り開かなければならないからです」
マヌエレ・ロカテッリ選手:
「敗けた試合で取材に応じるのは在籍歴の長い主将と役目だと考えていますから。今日はチャンピオンズリーグで素晴らしい勝利を手にしました。後半はより良いプレーができましたし、精神的な自由を感じることができて本当に嬉しいです。
前半はベンフィカが非常に守備的でした。私達が無理をした場面もありましたし、ボールをゆっくり動かしたことでカウンターを許すことにもなりました。試合には留まっていましたし、良い姿勢でリカバリーもできました。先手を取ってからはスムーズに試合を運べたと思います。
交代時にスタンディングオベーションを受けれたのは嬉しかったです。何年も難しい時を過ごしていましたから。今日は二重の喜びがあります。
監督は就任して即座に私に話しかけてくれましたし、私も積極的に対応しました。私に多くのことを与えてくれる素晴らしい指揮官です。欧州選手権を逃したのは残念ですが、今は満足しています。
重要なのはここで勝つことです。スタッツではありません」
ケフラン・テュラム選手:
「チームを助けるために最善を尽くしていますし、今日はゴールを決めました。気分は良いですが、最も重要なのはチームが勝利したことです。
後半は少し難しい状況でしたが、そうした瞬間は常に訪れます。失点してはならないですし、苦しみは全員で分担し、上手くやり遂げることができました。
スパレッティ監督はサイドライン際からエネルギーを投入してくれますし、難しい時だけでなく良い時もそうしてくれます。そういう指揮官がいるのは良いことです。
ユベントスはチャンピオンズリーグでも勝ち進まなければなりません。プレーオフ進出は重要な目標でした。勝ち進み続けることに挑戦したいと思っています」
ユベントスにとって大きかったのは「前半23分の場面を無失点で切り抜けられたこと」でしょう。ロカテッリ選手とブレメル選手による “拙すぎるミス” が発端で先制されていると、次戦以降に尾を引くことは避けられなかったからです。
ただ、GK ディ・グレゴリオ選手の好セーブとケリー選手のカバーリングで窮地を脱することができました。
その結果、スタジアムの観客は前半の酷いボールポゼッションは “なかったもの” として途中交代でベンチに下がるロカテッリ選手をスタンディングオベーションで称えていたのです。 []
試合に勝ったことで改善すべき点がそのままになっていると、その改善点を突かれた試合で結果を残すことは困難になります。これが浮き沈みに直面し、継続性を示すことに苦しむ最大の要因でしょう。
ユベントスの次戦は中3日の日程で現地1月25日(日)に開催されるセリエA第22節ナポリ戦です。
第14節での対戦では完敗だったため、約2ヵ月でどれだけチームを成熟させられたかの試金石となるでしょう。スパレッティ監督がどのような準備をして古巣ナポリとのリターンマッチに臨むのかに注目です。