2025/26 セリエA第19節が行われ、アウェイでサッスオーロと対戦したユベントスはミレッティ選手などのゴールで 0-3 の勝利を手にしました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

| US Sassuolo [4-3-3] |
Juventus FC [3-4-2-1] |
|
|---|---|---|
| GK | 49: ムリッチ | 16: ディ・グレゴリオ |
| DF | 6: ヴァルキエヴィツ 21: イツェス 80: ムハレモヴィッチ 3: ドイグ |
15: カルル 3: ブレメル 8: コープマイネルス |
| MF | 42: トルストベット 18: マティッチ 90: コネ |
22: マッケニー 5: ロカテッリ (C) 19: テュラム 27: カンビアーゾ |
| FW | 44: イアンノーニ 99: ピナモンティ 45: ロリエンテ |
21: ミレッティ 10: ユルディズ |
| 30: デイヴィッド |
サッスオーロのグロッソ監督は 4-3-3 を選択。右 WG にイアンノーニ選手が起用された以外は予想されたスタメンの顔ぶれでシーズン前半戦最後の試合を迎えます。
対するユベントスのスパレッティ監督は 3-4-2-1 を選択。こちらもコープマイネルス選手とミレッティ選手がコンディション不良者に代わって先発した以外は前節と同じスタメンで試合に臨みます。
主導権を握ったのはユベントス。9分に高い位置でボール奪取に成功したユルディズが枠内シュートを放つも、GK ムリッチが好セーブ。こぼれ球に詰めたカンビアーゾのシュートはサイドネットに突き刺さってしまう。
スコアが動いたのは16分。ユベントスはデイヴィッドの落としを受けたカルルが少し持ち上がってからアーリークロスを選択。これがニアでクリアを試みたムハレモヴィッチのフリックシュートとなってゴールイン。ユベントスがオウンゴールで先行する。
ユベントスは31分に細かいパス交換から最後はユルディズが枠内シュートを放つも GK ムリッチの正面。40分にはテュラムからの横パスを受けたユルディズが縦に持ち出して左足で狙うも、GK ムリッチが好反応を見せて阻止。
一方のサッスオーロは右肩を痛めながらもプレーを続けていたトルストヴェットが途中交代を余儀なくされるなど良いパフォーマンスを示すことはできず。
前半は 0-1 とユベントスが1点リードで折り返す。
後半も主導権はユベントス。52分にコープマイネルスの縦パスをデイヴィッドがポストプレーで落とし、走り込んだテュラムがシュートを放つも GK ムリッチの牙城は崩れず。55分に訪れたチャンスも決め切れない。
ユベントスの攻勢が実ったのは62分。ディ・グレゴリオのロングキックをマッケニーが収めると、サポートに入ったデイヴィッドがミレッティにラストパス。この決定機をミレッティが決め切り、ユベントスのリードは2点に拡大する。
ユベントスは直後の63分にロカテッリのスルーパスに反応したデイヴィッドが先にボールに追いついたイツェスからのバックパスを奪うことに成功。このチャンスを決め、0-3 と勝敗の行方を決めることに成功する。
一矢報いたいサッスオーロは84分にピエリーニの直接 FK が枠を捉えるも GK ディ・グレゴリオが横っ飛びセーブ。続く右 CK からリパーニのミドルシュートが枠に飛んだが、これもディ・グレゴリオに阻まれて得点とはならず。
結局、試合は 0-3 で終了。ユベントスがクリーンシートで2026年の初勝利を飾ることに成功した。
なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。
GK: ディ・グレゴリオ 6.0
サッスオーロが意図した攻撃を繰り出せなかったので平穏な夜だった。その状況で集中力を切らさず、ピエリーニやリパーニの枠内シュートに対処していた。
DF: カルル 6.5
厄介な試合展開に陥る前にオウンゴールを誘発する強運を発揮。チームを精神的に落ち着かせたプレーは何よりも大きい。
DF: ブレメル 6.5
ピナモンティを封じ、サッスオーロに攻撃の起点を作ることを許さなかった。
DF: コープマイネルス 6.0
序盤は少しの戸惑いはあったが、すぐに修正して堅実な後方支援でチームに貢献。守備的 MF でのレギュラー起用を “真剣に” 考えるべきだ。
WB: マッケニー 6.5
ポジションに関係なく、周囲の味方が活きるように攻守でサポートしていた。2点目に関与したポストプレーは地味だが重要度の高いものだった。
DMF: ロカテッリ 6.0
スルーパスが通った時は素晴らしいが、“スルーパスと同じ強度の縦パス” を相手にマークされている前線の味方に付けようとするのは無謀だ。無責任にも程がある。
DMF: テュラム 6.5
サッスオーロの守備ブロックが脆く、フィジカルを活かした自身の持ち味をストレスなく発揮することができていた。対応力の高いチームとの対戦でどれだけ実力を発揮できるかが今後の課題だ。
WB: カンビアーゾ 6.0
前線に顔を出すタイミングは良かったが、プレーの正確性は少し欠いていた。3日前のレッチェ戦での失態を考えると、及第点と言えるだろう。
OMF: ミレッティ 7.0
FW 陣へのリンクマンとして機能し、ゴール前での落ち着きも見せていた。デイヴィッドとのホットラインを開通したこともシーズン後半戦に向けた好材料だ。
OMF: ユルディズ 6.5
左サイドからの仕掛けは脅威かつ効果的だった。得点やアシストなどの記録で残らないことが残念でならない。
FW: デイヴィッド 7.5
前節での PK 失敗を払拭する文句なしのパフォーマンスだった。縦パスを託すタイミングと衛星役の配置ポジションを間違えなければ、攻撃のクオリティーを保証してくれる存在だった。
【交代選手など】
WB: ジョアン・マリオ 6.0
75分にマッケニーとの交代で出場。久しぶりのまとまった出場時間だったせいか少し固さも見られた。
FW: オペンダ 6.0
デイヴィッドに代わって75分から出場機会を得る。勝敗が決した状態での投入だったのでインパクトを残す瞬間は訪れなかった。
WB: カバル ー
カンビアーゾとの交代で85分から出場。
OMF: アジッチ ー
ユルディズに代わって85分から出場する。
OMF: ジェグロヴァ ー
ミレッティとの交代で90分から投入される。
スパレッティ監督 7.0
0-3 で快勝した結果は評価されるべきだろう。その一方で相手ペナルティーエリア付近での崩しのイメージをチーム内でどう共有するか等の改善点があることも事実だ。強豪との対戦が再開するまでに方向性を自信を持って定められるかがポイントだ。
ズッフェーリ主審 6.5
ファールでプレーが止まる場面の少ない良い試合だった。その状態を90分継続できたことは審判団の力量も少なからず影響しているだろう。良い働きぶりだったと評されるべきだ。