2025/26 セリエA第21節が行われ、アウェイでカリアリと対戦したユベントスはマッツィテッリ選手に決勝弾を許して 1-0 で敗れました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

| Cagliari Calcio [3-5-2] |
Juventus FC [3-4-2-1] |
|
|---|---|---|
| GK | 1: カプリーレ | 1: ペリン |
| DF | 32: ゼ・ペドロ 26: ミナ (C) 6: ルペルト |
15: カルル 3: ブレメル 6: ケリー |
| MF | 2: パレストラ 8: アダポ 10: ガエターノ 4: マッツィテッリ 33: オベルト |
22: マッケニー 5: ロカテッリ (C) 8: コープマイネルス 27: カンビアーゾ |
| 21: ミレッティ 10: ユルディズ |
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| FW | 9: クルチソイ 94: S・エスポージト |
30: デイヴィッド |
カリアリのピサカーネ監督は 3-5-2 を選択。クルチソイ選手とS・エスポージト選手の2トップを選択して前節ジェノア戦の大敗を払拭する狙いを持ってホームでユベントスを迎え撃ちます。
対するユベントスのスパレッティ監督は 3-4-2-1 を選択。ターンオーバーで GK ペリン選手と DMF コープマイネルス選手が先発した他は前節までと同じスタメンで試合に臨みます。
主導権を握ったのはアウェイのユベントス。ユルディズの仕掛けを合図に押し込んで試合に入ると、15分にはカルルの浮き球に反応したミレッティがエリア内でマッツィテッリに倒されて PK を獲得。
だが、マッツィテッリが先にボールに触れたと VAR で判定されて取り消されてしまう。
攻勢を続けるユベントスは25分にユルディズの仕掛けからミレッティが枠内シュート。しかし、GK カプリーレの好守に阻まれてゴールとはならず。
その後も攻め続けたユベントスだったが、均衡を破ることができずに前半が終了。0-0 で後半を迎えることとなる。
後半で先にチャンスを作ったのはカリアリ。49分に右サイドの深い位置でクルチソイがボールキープをすると、ラストパスを受けたS・エスポージトが角度のない場所から強引にシュート。これはさすがに GK ペリンが難なく処理をする。
一方のユベントスは55分にカンビアーゾのロングシュートが枠を捉えるも GK カプリーレが横っ飛びセーブ。61分にユルディズがボール奪取から完結したカウンターでのシュートはクロスバーのわずかに上を通過してしまう。
試合が動いたのは65分。カリアリはガエターノが少し距離のある位置からの FK を手前に入れると、これをマッツィテッリがカルルの手前で右足ボレー。この低い弾道のシュートがゴールネットに突き刺さり、押されていたカリアリが先制に成功する。
ビハインドとなったユベントスは交代策を使って前がかりになるも攻めあぐねは解消されず。79分にユルディズが放った強烈なシュートも GK カプリーレに阻まれ、84分のシュートは左ポストを直撃してしまう。
結局、試合は 1-0 のままで終了。ユベントスは過密日程の初戦で手痛い敗戦を喫してしまった。
なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。
GK: ペリン 5.5
決勝点はどの GK もなす術がなく、実力が問われる場面がほとんどない試合だった。
DF: カルル 5.5
マッツィテッリに虚を突かれる形で決勝点を許したことは事実だが、相手のシュート能力の上手さを讃えるべきだろう。内容が結果に結び付かなかったことが残念だ。
DF: ブレメル 6.0
コンディション不安説を振り払うだけのパフォーマンスだった。セットプレーでのヘディングシュートにもう少し正確性が欲しかった。
DF: ケリー 6.0
主な仕事内容は後方からのビルドアップ支援だった。堅実な仕事をしていたが、チームが勝点を持ち帰れなかったことが悔やまれる。
WB: マッケニー 5.0
カリアリの守備陣にスペースを消された状態だったので存在感を発揮することができずに試合から消えていた。こうした試合でのプランBは必要になるだろう。
DMF: ロカテッリ 5.5
中盤を統率していたが、チャンスメイクやクオリティーではチームに何も貢献できていなかった。
DMF: コープマイネルス 5.5
希望する守備的 MF での先発出場だったが、全体のバランスを取ることに注力したため良い印象を残すまでには至らなかった。
DMF: カンビアーゾ 5.5
右サイドからカットインで切れ込んで強烈な枠内シュートを放っていたが、それ以外に効果的な攻撃に関与した場面はなかったことが現実だった。消えていたことに変わりない。
DMF: ミレッティ 6.5
精力的に動き、積極的に放ったシュートは枠を捉えていた。それだけにゴールという結果でもアピールしたかったことは否めない。
DMF: ユルディズ 6.5
左サイドからの仕掛けでミレッティと同様に相手ゴールを脅かし続けていたが、ミレッティが下がった後は孤軍奮闘状態だった。
FW: デイヴィッド 5.0
ミナの密着マークによってプレースペースを確保できずに苦戦。この状況でチームにどう貢献するかの献身性が問われている。
【交代選手など】
OMF: ジェグロヴァ 6.0
ロカテッリとの交代で67分から出場。モチベーションは高かったが、プレーによる貢献度に置換することはできかった。
FW: オペンダ 5.0
67分からミレッティに代わって出場する。クロスは頭上を通過するなど、ピッチ上での存在感は乏しかった。
DMF: テュラム ー
80分にマッケニーとの交代で出場する。
OMF: コンセイソン ー
カンビアーゾとの交代で80分から出場機会を得る。
OMF: アジッチ ー
88分にデイヴィッドとの交代で投入される。
スパレッティ監督 5.0
前日会見で見解を問われた “結果重視のミラン” と “内容重視のコモ” の試合を彷彿させる皮肉な結末になってしまった。高さ勝負では不利なため、ビハインドに陥ってしまうと挽回が難しくなる想定された展開で敗れた現実を直視した上で改善を試みなければならないだろう。
マッサ主審 6.0
シュートモーションに入ったミレッティよりもわずかに先にマッツィテッリがボールに触れていたのだから PK 取り消しの最終判断は正しい。試合が壊れないように上手くコントロールしていたと言える。