『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが CB の獲得候補としてマルセイユのバレルディ選手を高く評価しているとのことです。
チーム事情的に「CB の補強は必須」ですが、「(バレルディ選手などを獲得するための)資金調達の目途が立っていないことが問題」と言わざるを得ないでしょう。

2025年6月末時点でのユベントスの CB 陣は野戦病院状態。このまま新シーズンに投入してしまうと、2年連続で DF 陣が瓦解することは避けられないでしょう。
| LCB | CB | RCB | |
|---|---|---|---|
| 戦力 | ケリー | ガッティ | カルル |
| 育成枠 | ヒル・プチェ | ||
| 離脱中 | カバル | ブレメル | サヴォナ |
| 売却候補 | F・ゴンサレス |
ルガーニ | T・ジャロ |
前十字靭帯の怪我からの復帰を目指すブレメル選手とカバル選手は「コンスタントに出場できるか」が懸念点。「週1試合のペースで30分の出場なら可能」などの出場時間を計算しにくい状況です。
また、骨折による長期離脱からガッティ選手がコンディション調整に苦しんでいる現状を考えると、サヴォナ選手もトップコンディションに戻るには “相応の調整期間” が必要になるでしょう。
2024/25 シーズンに期限付き移籍でチームを離れていた3選手(=ルガーニ、T・ジャロ、F・ゴンサレス)は現行契約が2026年夏まで。彼らが「売却候補」となるのは通例ですが、どの選手も評価を下げたことが影を落としています。
“コンディション不良が1人発生した時点で CB の交代可能選手が枯渇するユベントス” が今夏の移籍市場で「CB の補強」を画策するのは自然なこと。
その候補としてマルセイユのバレルディ選手の名前が出ているのです。ただし、獲得は簡単ではありません。
- 1999年1月生まれの26歳
- マルセイユとの現行契約は2028年夏まで
- デ・ゼルビ監督の下で3バックの中央としてプレー
- ゲーム・キャプテンも務める
- トゥドール監督が率いた 2022/23 シーズンに公式戦44試合3374分に出場
- アルゼンチン代表として 2026 FIFA W杯北米大会・南米予選に参加
“チャンピオンズリーグに出場するマルセイユ” の中心選手を引き抜く訳ですから、お手頃価格の移籍金では無理でしょう。『コンセイソン選手の完全移籍』に要する金額と同程度は必要になると思われるからです。
トゥドール監督が『マンツーマン・ディフェンス』を基軸に据える場合、CB 陣は「 “対人守備能力の高い DF” が不足していること」が問題になります。
「移籍市場で“対人守備能力の高い DF” を獲得したが必要数に達しなかった」という状況も考えられるため、フロント陣と現場の双方が『効果的なプランB』を準備しておくことができるかにも注目です。