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コラム: 2025年夏の移籍市場でユベントスに求められる動き

 来シーズンの監督人事は今シーズンの成績次第というユベントスですが、約1か月後には「2025年夏の移籍市場での方向性」が定まっている必要があります。どのような動きがクラブに求められているかを整理しておくことにしましょう。

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クラブ主導による中心選手の指名

 現在のユベントスがすべきなのは「クラブ主導でのセンターラインを担う中心選手の指名」です。具体的にはユルディズ、テュラム、ブレメルの3選手を指名すべきでしょう。

  • CF: ?
  • OMF: ユルディズ
  • DMF: テュラム
  • DF: ブレメル

 センターラインを担う選手が他のチームよりも「プラス」を生み出せれば、その分だけ試合でのアドバンテージを得ることが期待されます。

 それらの選手をクラブの責任で指名し、FD には「 “クラブの要求” と “現場の要望” を両立させるチーム編成」を命じるべきでしょう。そうしないと昨夏と同じ失敗を繰り返す可能性があるからです。

 

DF陣: CB の枚数確保

 DF 陣のテーマは「本職 CB の枚数をどう確保するか」が最大のテーマです。

表: 3-4-2-1 採用時のユベントスの DF 陣(2025年4月中旬)
  LCB CB RCB
戦力 ケリー    
拝借中   ヴェイガ カルル
育成枠 ヒル・プチェ    
離脱中 カバル ブレメル ガッティ
貸出中 F・ゴンサレス
ムハレモヴィッチ
ルガーニ T・ジャロ
デ・シリオ

 前十字靭帯断裂からの復帰を目指すカバル選手を「+1」で扱ったとして、CB 陣は「5+1」の状態で新シーズンを迎えたいところ。

 期限付き移籍で加入中のカルル選手とヴェイガ選手を完全移籍に切り替えて「5+1」の状況ですし、そのための軍資金をどう確保するかがポイントになるでしょう。

 

MF陣: テュラムを活かすレジスタまたはアンカー役の獲得

 次に、MF 陣は “テュラム選手を活かすことができる中盤の舵取り役” を獲得したいところ。

 理由は「(その役割を担っている)ロカテッリ選手がポゼッション時に『相手の守備ブロックが動くことになる身体の向きやプレー選択』をすることが不得意だから」です。

表: 3-4-2-1 採用時のユベントスの WB/MF 陣(2025年4月中旬)
  LWB MF-1 MF-2 RWB
  テュラム ロカテッリ  

T・ウェア
カンビアーゾ
マッケニー
D・ルイス
A・コスタ
ローヒ サヴォナ
コスティッチ ファジョーリ アルトゥール  

 “戦術面やクオリティー面でボトルネックになっている選手” はスタメンから外すべきなのですが、その選手が「主将のロカテッリ選手」であると簡単に事は運びません。

 “ロカテッリ選手よりも若いイタリア人のクラブ内育成選手であるニコルッシ選手” を手放したことでロカテッリ選手に引導を渡す際の反発は避けられませんが、それをどのタイミングで敢行するかがポイントになるでしょう。

 ロカテッリ選手を中心選手に据えた場合、チームのクオリティーはその時点で頭打ちです。

 

FW陣: ユルディズに決定的な仕事をさせる攻撃形の確立

 最後に、FW 陣は「ユルディズ選手に決定的な仕事をさせるための攻撃パターンの確立」がテーマです。

表: 3-4-2-1 採用時のユベントスの中盤 FW 陣(2025年4月中旬)
  LST CF RST
優先枠 ユルディズ ヴラホヴィッチ X
戦力 バングーラ   コープマイネルス
N・ゴンサレス
拝借中   コロ・ムアニ コンセイソン
離脱中   ミリク  
貸出中 ミレッティ    

 トゥドール監督は 3-4-2-1 のシャドーにユルディズ選手を起用していますが、4-3-3 の左 WG にユルディズ選手を配置しても問題はありません。ジェノアのヴィエラ監督がミレッティ選手を左 WG で起用していることと同じです。

 その際のポイントは「ユルディズ選手が中央に絞ってトップ下でプレーする形が確立されている」こと。サイドライン際に陣取らせて攻撃時の横幅を確保する “布石” として得点力の高い選手を浪費することがダメなだけです。

 CF に関しては「ストライカーとして貢献に特化」した運用が現時点では理想的。その方がヴラホヴィッチ選手が契約満了時まで在籍する形になったとしても後任選手を確保しやすいからです。

 

 チームとして2025年夏の移籍市場で不可避な動きは「費用対効果の悪い MF の損切り」でしょう。昨夏に高額な移籍金を投じて獲得した選手であったとしても例外を設けるべきではありません。

 ユベントスのクラブおよびチームの上層部が責任を持って今夏の移籍市場でチーム編成に取り組むことができるのかに注目です。