2024/25 セリエA第26節カリアリ戦を控え、チアゴ・モッタ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。

チアゴ・モッタ監督との一問一答は以下のとおりです。
Q. どのぐらいの欲求でピッチに戻りますか?チームの精神状態は?
「大きな失望を味わった後ですからピッチに戻るのが最善です。カリアリ戦は相手も環境も難しいことを知っています。カンピオナートの旅路を継続する素晴らしい試合をプレーしなければなりません」
Q. SB として成長しているウェアの最適ポジションは?
「おそらくサイドバックでしょう。まずは守備です。アグレッシブですし、多くのデュエルを制しています。成長の余地がありますし、攻撃面では私達を助けてくれます。試合を後方から見るのが彼には快適なのです。この瞬間における最高の DF です」
Q. ビジョンやコミュニケーションの変更はチームの士気を保つ目的ですか?
「コミュニケーションは同じです。それに私は日々自己批判をしています。すべての選択は最高の結果を得るために行われたものですし、ラウンド16に進出できると思っていたので失望は大きいです。PSV の方が良かったですし、それが突破の理由です。私達は明日の試合から再スタートです。今はカリアリ戦に集中しています。誰もが失望していますし、それは当然のことです」
Q. 大きな失望を経験した後の人選はどれだけ難しいのですか?
「ブレメル、カバル、ミリク、ヴェイガ、カルルは欠場です。他の選手は今日のトレーニングを見てから招集可能かの判断を下します。明日の試合の臨むチームがベストを尽くすことに疑いはありません。難しい試合になるでしょう。再スタートを切らなければなりません。次戦は常に重要です」
Q. ボール保持時間が減り、ロングスローの割合が増えたのはチームの進化ですか?
「試合のどの側面においても改善し、対戦相手を困難に陥れることが最も重要であると理解しなければなりません。データ分析は良いことです。しかし、最も重要なのはピッチ上のコンテンツです。サッカーには様々な要素がありますし、試合に勝つためには相手より優れていなければなりません。優れていて勝つときもあれば、そうでない時もあります。どの試合ででも洞察が提供されるのです。PSV 戦では60分を過ぎると強度や明晰さで私達は苦境に立たされました。PSV が秀でていた訳ではなく、私達にもチャンスはありました。ですが、試合全体では PSV が突破に値したのです」
Q. 垂直さが増していると言うのはナンセンス?
「ピッチでそうなっているのですから、言及は正しいです。しかし、その瞬間を理解することが重要です。ロングスローをせずにボールを運ぶ必要がある時もあります。すべての状況において成長が可能です」
Q. アルベルト・コスタのデビューを見るチャンスはありますか?
「加入後からの様子を良く目にしています。非常に注意深く、私達がピッチ上で求めていることを即座に理解しました。若い選手ですが、身体は年齢の割に引き締まっています。機会が訪れれば、上手くプレーするでしょう。日々成長していますし、ピッチ上で価値を体現する大きな欲求もあります。彼がいて嬉しいです」
Q. コンセイソンの成長にとっての最終ステップである試合を読むことの重要性は?
「非常に若い選手ですが、アヤックスで経験を積み、常に勝利が求められるポルトでの経験もあります。大きな手を差し伸べてくれる存在ですが、どのタイミングでドルブルやパスをするかなど成長の余地が残されています。オープンな状況でもゴール付近に近寄ってはならない時もあります。得点に直結する場面がそうです。重要なのは態度です。彼は耳を傾け、成長し、改善しています。これまでに大きなものを与えてくれましたが、これからも与えてくれると確信しています」
Q. PSV 戦の試合後コメントが論争の要因になったが?
「私は日々自己批判をしています。私の選択は常にチームのベストを引き出すためです。他者の意見は尊重しますが、私は前進していますし、正しい道を進んでいます」
Q. 冷静になった後でも同じ判断をしますか?
「繰り返しになりますが、私が自己批判をする最初の1人です。どの決断もその瞬間で最善を得るためのものです。戻ることはありません。私達は失望し、怒りを覚えています。表情で分かるでしょう。ラウンド16に進出したかったのです。誰も幸せではありません」
Q. 明日の試合でヴラホヴィッチが先発する可能性は?
「他の選手達と同様に先発する可能性はあります。コロ・ムアニとの同時出場はすでに行われていますし、必要に応じて起こり得ることです」
Q. DF に負傷者が集中していることについては?
「どのチームにも起こる得ることです。不運ではありません。マンチェスター・シティがそうです。DF 陣はチームにとって非常に重要です。バランスとソリッドさを供給し、試合のスタート地点だからです」
Q. ユルディズのプレー時間が減少している理由は?
「私の決断はその瞬間にチームのベストとするためのものです。ユルディズよりもプレーするに相応しい選手がいればそうなります。誰もがプレーできる訳ではありません。私はその瞬間のチームにとっての最高の選択をします」
Q. チームはどこに向かう必要があるかを知っていますか?コースオフのリスクは?
「すべてを理解しています。直近の試合では様々な状況を考慮しながらその瞬間の可能性を最大限に発揮しました。賢い選手達です。選手達との会話は継続していますし、次なる目標は明日の試合に向けた今日のトレーニングです」
Q. どのようなユーヴェに?カリアリ戦への対策は?
「1年前とは状況が異なるでしょう。カリアリのピッチは誰にとっても困難です。しかし、私達は相手を困難に陥れて勝てるという絶対の自信を持っています。相手に敬意を払いつつ、自分達の試合を実装することを試みたいと思います」