ユベントスは公式サイト上で現地8月15日(月)に開催されるセリエA第1節サッスオーロ戦に向けた調整を本格化させたと発表いたしました。
なお、現地10日(水)の練習では胃腸炎で離脱していたクアドラード選手が全体練習に参加し、左肩を脱臼したマッケニー選手も部分的に全体練習を消化したことが報告されています。
10日午前に行われたトレーニングは「非ポゼッション時のプレッシング」や「攻撃に厚みを加える際のポゼッション」に注力する内容で行われました。
トレーニングの「メニュー」は昨季以前と同様ですが、「内容」が改善されているかがポイントと言えるでしょう。
プレッシングに関してだと「ボールホルダーに対して直線的にプレスをかける」ではなく「自分がマークをしていた選手へのパスコースを消した状態でボールホルダーにプレスをかける」などの “工夫” を続けることが効果を高めるからです。
ポゼッションの際には「受け手側がパスコースを作り出すための細かい動きを続ける」などの献身性を示す選手の存在が重要になるでしょう。
チームにとってプラスとなるのは胃腸炎の問題でヴィッラール・ペローザなどを欠席していたクアドラード選手が全体練習に復帰したことです。クアドラード選手の復帰で右サイドは安定感が増すことになるでしょう。
また、左肩の脱臼による離脱を強いられていたマッケニー選手も全体練習を部分的に消化しました。15日のサッスオーロとの開幕戦での先発起用は難しいと思われるものの、9月初旬の復帰に向けて順調な回復を見せているのはポジティブな点です。
スタートダッシュに成功するためにアッレグリ監督が良い準備をして開幕戦を迎えることができるのかに注目です。