パルマのスタディオ・エンニオ・タルディーニで行われた 2018/19 女子コッパ・イタリア決勝はユベントス・女子チームがフィオレンティーナを 2-1 で下し、国内2冠でシーズンを終えました。
2018/19 シーズンのカンピオナートを最後まで争ったユベントスとフィオレンティーナによる対戦となった女子コッパ・イタリアの決勝はユベントスが前半で2点を先行。フィオレンティーナの反撃を後半の1得点に抑え、2-1 で勝利してコッパ・イタリアを初制覇しました。
これにより、ユベントス・女子チームは国内2冠を達成。最高の形でシーズンを締めくくることができたと言えるでしょう。
代表に選出されている選手たちは6月にフランスで行われる女子W杯が待ち構えています。主力選手はイタリア代表を兼務していますので、レベルアップの機会をして活かせるかがポイントになります。
なお、女子チームの 2019/20 シーズンの目標は以下のものになるでしょう。
- UEFA 女子チャンピオンズリーグで８強入り
- イタリアで国内２冠
まずは「女子チャンピオンズリーグで勝ち上がること」です。初挑戦となった 2018/19 シーズンはラウンド32で敗退となりました。来季は「ベスト8進出」が目標であり、そのためには「初勝利」を記録することが求められます。
次に国内では「カンピオナートとカップ戦のタイトル防衛」が目標となります。こちらは今季達成できた成績を他のチームからマークされる中で再現する必要がありますので、取りこぼしを減らすことがテーマになります。
ユベントス以外のビッグクラブも女子チームに力を入れているため、成長を続けることが重要になります。長期的な投資が必須ですし、女子チャンピオンズリーグで上位を目指すためには「運」も絶対に欠かせません。
出場権を手にした 2019/20 シーズンの UEFA 女子チャンピオンズリーグの組み合わせ抽選がどのような結果になるのかに注目です。
