ユベントスは公式サイト上でセリエA第26節エンポリ戦に向けた招集メンバー22選手を発表しました。
招集された選手一覧は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブッフォン、25: ネト、32: アウデーロ |
DF | 3: キエッリーニ、4: ベナティア、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、19: ボヌッチ、23: ダニ・アウベス、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー |
MF | 5: ピアニッチ、8: マルキージオ、18: レミナ、22: アサモア、27: ストゥラーロ、28: リンコン |
FW | 7: クアドラード、9: イグアイン、17: マンジュキッチ、20: ピアツァ、21: ディバラ |
休養を与えることが明言されたケディラ選手を除き、水曜日のポルト戦(チャンピオンズリーグ)に招集された選手全員がメンバーに入ることとなりました。
中2日でのリーグ戦であり、来週火曜日にはコッパ・イタリア準決勝ナポリ戦が控えていること。ポルトからの帰りの飛行機が技術的なトラブルで遅れが生じたことを考えると、ターンオーバーが実施されることになるでしょう。
【先発予想:4-2-3-1】
GK: ネト
DF: ダニ・アウベス、ボヌッチ、ルガーニ、アサモア
DMF: ピアニッチ(マルキージオ)、リンコン
MF: クアドラード(ピアツァ)、マンジュキッチ、ストゥラーロ
FW: イグアイン(ディバラ)
“チンクエ・ステッレ(5つ星)” と称される選手の中から誰をベンチスタートとするのかに注目です。
ポルト戦では相手に上手く守られたこともあり、消化不良というべき内容でした。攻撃陣が溜め込んだストレスを解消するとともに、疲労を取り除くための休養を与えることをどう両立させ、勝点3という結果を得ることができるのかがポイントだと言えるでしょう。
対するエンポリはセリエA17位。18位パレルモとは勝点差8があるため、例年よりは安全圏にいると言えるでしょう。ただ、ペスカーラがゼーマン新監督の下で息を吹き返したこともあり、安心はできないと気を引き締め、ユベントス戦に臨んでくることが考えられます。
システムは 4-3-1-2 で一貫されており、アッレグリ監督が好む形であることから長所・短所ともに分析はスムーズに進んでいるものと予想できます。
DFラインからの縦パスを高い位置でカットされ、エル・カドリ、マッカローネ、プッチャレッリの前線3選手によるショートカウンターが失点を許す最大のリスクとなります。
そのため、カウンター対策に注意を払った上で、システム上の “穴” であるサイドを起点にドリブル突破や質の高いクロスをCFに届けることができるのかが勝敗の分かれ目となることでしょう。
過密日程の真っ只中であることを考えると、前半で2点差以上を付け、後半はエネルギーをセーブすることができればユベントスにとっての理想的な展開となります。そのためにアッレグリ監督がどのような用意をして試合を迎えるのかに注目です。