セリエA第5節カリアリ戦を控え、アッレグリ監督の前日会見が行われました。会見概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「今日のトレーニング後に起用可能な選手を見極めなければなりません。特にケディラは休養を与える必要があります。ボヌッチも同様です。
フォーメーションについては現時点で話す意味はありません。悪い試合をしたことで、この数ヶ月の仕事が変わることはないのです。インテル対ユベントス戦はこの30年で最悪の技術レベルだったと思います。
インテル戦から得るものは何もありません。1つ言えることは今年のチームは選手が揃っていることをアドバンテージとしなければなりません。いずれにせよ、時間を要することです。
ピアニッチは戦術的に不必要なミスをすることもありました。ボスニア代表やローマではダブルボランチの一角としてプレーしていました。
また、ディフェンスの前でもプレーしています。前に出れば、危険な存在になることは明らかです。インテル戦では悪いプレーだったとは思いません。
ケディラは7試合連続出場をしているのですから、歩みを止める必要があります。レミナ、ピアニッチ、エルナネス、アサモアと中盤には選手がいるのです。エルネストは重要な選手です。私はファンが彼を批判する声を聞くことは好きではありません。
彼が昨シーズンにした貢献を忘れてはいけません。批判の指笛はなかったはずです。ストゥラーロとマルキージオは復帰しましたし、全員が一員であることを感じなければなりません。
ルガーニは明日プレーします。大きく成長していますし、今季も上手くプレーしています。これからユベントスで10年はプレーする選手ですが、BBCの3人が前にいるのです。ですが、今シーズンは多くの試合でプレーするでしょう。
ディバラを休養させるかは見る必要があります。得点がまだありませんが、冷静さを保たなければなりません。それが重要です。良い内容の試合が多かったですから。重要な選手ですし、彼との問題はありません。
ベナティアの状況については数日中に判断が下されることでしょう。
サンシーロからポジティブな結果を持ち帰るには技術レベルで非常に良いパフォーマンスをする必要がありました。それができなかったのです。CKから失点を喫したということは注意力が欠けていました。
新加入選手や若手選手の成長を促すため、ゲームプランを改善する必要があります。今年の目標は私達自身を向上させることです。そして、来年3月の時点ですべてのコンペティションを戦い続けていることです。
明日は異なったリアクションを見せることでしょう。ミラノで敗れ、多くの批判を受け、チームは大きな反発が求められるからです。セビージャ戦もインテル戦も最重要の試合ではありません。
逆説的ですが、私達は8ポイントであるべきでした。なぜなら、ラツィオ戦はシュート2本で勝利しているからです。1ポイント少ない状態がふさわしいのですから、ポジティブに考える必要があります。
カリアリは良い攻撃陣を持った勢いのあるチームです。前節に勝利していますし、自信を持って乗り込んでくるでしょう。
チームには多くの得点が求められます。簡単な試合になることはないと思われます。苦労したのですから、技術的にも良いプレーをしなければなりません。
最初の2節は多くの選手が8月2日に合流したこともあり、彼らはトレーニングを行う必要がありました。イグアインはサッスオーロ戦とセビージャ戦に出場しました。日曜日の試合についてはシーズン全体をマネージメントしたことによるものであり、状況に応じてそのように決断しています。
通常では年間を通したヒエラルキーは存在します。ですが、今日のようにフィジカル面でバランスを取る必要もあるのです。
イグアインやマンジュキッチを50試合起用することは不可能です。イグアインとディバラを休養させる試合も出てきますし、全員がプレーする試合もあるのです」