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ユベントス、アゼルバイジャン国際銀行と3年間の地域パートナー契約を締結

 ユベントスは公式サイト上でアゼルバイジャン国際銀行(International Bank of Azerbaijan, IBA)と3年間の地域パートナー契約を締結したことを発表しました。

画像:バクーで会見するトレゼゲ氏やペッソット氏
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 契約期間は 2016/17 シーズンからの3シーズン。2018/19 シーズンまでの地域パートナー契約となります。

 ユベントスはイタリアの UBI Banca とオフィシャルバンク契約を結んでいます。アゼルバイジャン国際銀行は同業他社に該当するのですが、UBI がイタリア拠点の商業銀行であることからグローバルでの “競合関係ではない” と結論付けたのだと思われます。

 アゼルバイジャンはカスピ海に面する産油国で、石油製品が主な輸出品となっています。少し前までアトレティコ・マドリードの胸スポンサーを勤めていたことを覚えている人もいるでしょう。

 ユベントスの地域パートナーになったアゼルバイジャン国際銀行ですが、数年前は米ドルの定期預金利率が 20% に設定されていることが注目される企業でした。現在は 5% 台になっていますので、一時期のバブルは収まったものと言えるでしょう。

 

 今回のアゼルバイジャン国際銀行との地域パートナー契約はアゼルバイジャンの首都バクーに J-Academy がオープンすることに合わせた部分が大きいと思われます。

 ユベントスとしては広告網を利用して、ユース選手の発掘や新しいファンの開拓を加速できるという恩恵を受けることができます。逆に IBA もユベントスが持つ選手の肖像権を利用できるのですから、マーケティングの新しい方法を入手したと言えるでしょう。

 両者ともに良い形で相乗効果が現れ、世界中で開設が進んでいる J-Academy からトッププロ選手が誕生する日が来ることを楽しみにしたいと思います。