ユベントスは公式サイト上で7月30日に香港で親善試合を行うことを発表しました。これにより、2016年のプレシーズンの日程がほぼ確定したことになります。
大会名 | 日時 | 対戦カード |
---|---|---|
ICC | 7月23日 | メルボルン・V 対 ユーヴェ (メルボルン・クリケット・グランド) |
ICC | 7月26日 | ユーヴェ 対 トッテナム (メルボルン・クリケット・グランド) |
親善試合 | 7月30日 | サウス・チャイナ 対 ユーヴェ (香港スタジアム) |
親善試合 | 8月7日 | ウエストハム 対 ユーヴェ (オリンピックスタジアム・ロンドン) |
セリエA | 8月21日 | 2016/17 シーズン開幕節 |
ユベントスのプレシーズンはインターナショナルチャンピオンカップ(ICC)のオーストラリアラウンドでスタートする予定となっています。
初戦は7月23日にメルボルンで迎えるのですが、そこから逆算すると7月中旬に新チームが始動する予定と言えるでしょう。
ただ、今季はユーロ2016とコパ・アメリカ・センテナリオが開催されています。ユーロの決勝は7月10日、コパの決勝は6月26日ですから、1ヶ月弱の休暇を取ることを考えるとこれらの大会に参加した選手はオーストラリア・香港遠征には帯同しないと思われます。
ユベントスがディバラ選手のリオ五輪派遣に難色を示す理由はこのスケジュールにあります。
ユーロを戦った選手がチームに合流するのは8月になってから。8月4日からグループステージが始まるリオ五輪に参加するとなると、決勝が行われる8月20日まで1ヶ月以上チームから離れることを意味するのです。
新チーム始動時に “攻撃の核” として位置付けられた選手が抜ける影響は大きくなることは容易に想像できるからです。
昨シーズン序盤はプレシーズンの過ごし方を含め、上手くいったと言えるレベルではありませんでした。怪我人が続出した反省を踏まえて改善策を施しているはずですから、スタッフのメンツという点でも主力選手が不在という事態は避けたいのだと思われます。
チームが動き始める時、どういった選手が名を連ねているのか。補強戦略によってチームがどのように上積みされているのかを楽しみにしたいと思います。