ユベントスは公式サイト上でセリエA第30節トリノ戦に向けた招集メンバー22選手を発表しました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブッフォン、25: ネト、34: ルビーニョ |
DF | 12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ |
MF | 6: ケディラ、10: ポグバ、11: エルナネス、16: クアドラード、18: レミナ、20: パドイン、22: アサモア、27: ストゥラーロ、37: ペレイラ |
FW | 7: ザザ、9: モラタ、17: マンジュキッチ、21: ディバラ |
アッレグリ監督が会見でコメントしていたように、キエッリーニ、カセレス、マルキージオの3選手以外は全員が招集されています。
ただ、水曜日にバイエルンと120分間の戦いをしたこともあり、コンディション面で不安を残す選手がいることは事実でしょう。これらの選手をどのタイミングで起用するかがトリノダービーと鍵になると思われます。
【先発予想:3-5-2】
GK: ブッフォン
DF: ルガーニ、ボヌッチ、バルザーリ
WB: クアドラード、アレックス・サンドロ
MF: ケディラ(アサモア)、エルナネス(レミナ)、ポグバ
FW: ザザ、モラタ
招集メンバーの顔ぶれはベストに近い選手が名を連ねているのですが、水曜日にバイエルンとの一戦があったことを考えると、フレッシュな選手が先発する可能性は高いと言えるでしょう。ルガーニ選手やザザ選手がチームに活力を与えれるかがポイントになります。
トリノ戦ですが、11月のリーグ戦では 4-3-1-2 を、12月のコッパ・イタリアでは 3-5-2 で戦いました。
アッレグリ監督はトリノ戦では相手3バックに対して、自由にビルドアップさせないために前線からプレスをかけることを徹底しています。おそらく、今回のダービー戦でも同じように指示を与えていることでしょう。
ただ、通常のダービー戦よりもチームのスタミナ面で不安があることに注意が必要です。前半から飛ばしすぎた結果、後半に足が止まって負けてしまうという事態は避けなければなりません。
3バックの1人をサイドや前に上手く釣り出し、その空いたスペースを FW や2列目の選手が利用してシュートに持ち込めるかがポイントになると思われます。
逆に守備では元ユベントスの経歴を持つインモービレ選手が今回のダービーにむけて並々ならぬ闘志をむき出しにしてくることが予想されます。その気合を逆手に取り、トリノの攻撃を空回りさせられるかが守備の鍵になると言えるのではないでしょうか。