ユベントスは公式サイト上で 2024/25 セリエA第35節ボローニャ戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: ペリン、23: ピンソーリョ、29: ディ・グレゴリオ |
DF | 1st | 2: A・コスタ、12: ヴェイガ、15: カルル、27: カンビアーゾ |
B | 37: サヴォナ、40: ローヒ | |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、16: マッケニー、19: テュラム、26: D・ルイス |
B | 17: アジッチ | |
FW | 1st | 7: コンセイソン、11: N・ゴンサレス、20: コロ・ムアニ、22: T・ウェア |
B | 51: バングーラ |
全体練習に復帰していたヴラホヴィッチ選手はコンディションが万全ではないので招集は見送り。
右ハムストリングを負傷したケリー選手と出場停止処分中のユルディズ選手もメンバー外となったため、前節モンツァ戦からは3人少ない19選手の招集となりました。
【先発予想: 3-4-2-1】
GK: ディ・グレゴリオ
DF: サヴォナ、ヴェイガ、カルル
WB/DMF: T・ウェア、ロカテッリ、テュラム、カンビアーゾ
OMF: N・ゴンサレス、マッケニー
FW: コロ・ムアニ
トゥドール監督は 3-4-2-1 を継続することが濃厚です。
ケリー選手が離脱した左 CB にはカルル選手を回し、右 CB にはサヴォナ選手を起用。2列目はN・ゴンサレス選手とマッケニー選手を配置すると思われます。
対するボローニャのイタリアーノ監督は 4-2-3-1 が有力。攻撃陣ではンドイ選手が離脱中ですが、オルソリーニ選手やオドゴール選手などの FW 陣がチームを牽引しています。
ユベントスとしては「どのエリアで相手ボールの奪還を試みるか」がポイントでしょう。
“守備力が高いとは言い難い DF 陣” でボローニャの攻撃を跳ね返し続けるのは非現実的。したがって、「ミドルゾーンに設定した守備ブロックでボローニャの攻撃をどれだけ効果的に阻めるか」が鍵と考えられます。
一方、攻撃では「ボールタッチの精度」が問われます。良いタイミングでショートカウンターを発動できたとしても、ボールタッチが粗くなってしまうとシュート機会を逸する結果になってしまうからです。
今節は “クオリティーを担保してくれる選手” が(D・ルイス選手を起用しない限りピッチ上には)いないため、「ポゼッション時にボールをどう扱うか」が重要になると思われます。
5位ボローニャと勝点1差の4位で直接対決を迎えるユベントスは「引き分けでも OK」ですが、「急造3バックで最初から無失点狙いだと全体が下がりがちになって勝率が下がる」という問題に直面してしまいます。
このジレンマを踏まえたトゥドール監督がどのような準備をしてボローニャとの直接対決に臨むのかに注目です。