『スカイ・イタリア』によりますと、コロ・ムアニ選手も現地8月1日(土)にトリノ到着済みのアライベゴヴィッチ選手に続いてJメディカルで加入前のメディカルチェックを受診する見通しであるとのことです。
両選手の獲得報道が流れた際に言及しましたが、資金面での懸念が解消されているのかが最大の注目点になるでしょう。

移籍金の詳細に関しては加入発表のプレスリリースを待つ必要がありますが、コロ・ムアニ選手の移籍金が(ボーナス込みで)約5000万ユーロ。アライベゴヴィッチ選手は3000万ユーロ強と報じられています。
つまり、両選手の合計人件費は(今夏に契約満了でチームを退団した)ヴラホヴィッチ選手とほぼ同額。
| Po | 選手名 | Age | 推定年俸 (※ 税別) |
償却費 | 移籍金 |
|---|---|---|---|---|---|
| CF | エカトール | 19 | €1.3m | €3.2m | €16m |
| CF | コロ・ムアニ | 27 | €5m | €10m | €50m |
| FW | アライベゴヴィッチ | 18 | €3m | €6m | €30m |
| 【合計】 | - | €9.3m | €19.2m | €96m | |
| Po | 選手名 | Age | 推定年俸 (※ 税別) |
償却費 | 売却額 |
| CF | ヴラホヴィッチ | 26 | €12m | €19.6m | - |
| CF | オペンダ | 26 | €3.5m | €3.5m (賃料分) |
貸出 |
これまでは「ヴラホヴィッチに要していた高額な人件費から解放された(のでチャンピオンズリーグ出場権喪失による減収分はほぼ相殺できている)」と楽観視できましたが、コロ・ムアニ選手とアライベゴヴィッチ選手の獲得でそれができなくなります。
ユベントスは UEFA FFP 違反の制裁処分で「売却益として計上した額以上の移籍金で新規獲得した選手の登録は不可」と見られているため、今後は『売却益の計上』に尽力することが求められるはずだからです。
また、ユベントスの経営面で見落としてはならないのは「2025/26 シーズン中は期限付き移籍でチームを離れていた “高給取りの選手” が現在はユベントスに在籍」していること。
| Po | 選手名 | 年齢 | 推定年俸 | 残存簿価 |
|---|---|---|---|---|
| MF | アルトゥール | 29 | €5m | €6.5m x 1yrs |
| MF | D・ルイス | 28 | €5m | €8.6m x 3yrs |
| FW | N・ゴンサレス | 28 | €3.6m | €7.2m x 3yrs |
現状のままだと上述した3選手の人件費は「ユベントスの 100% 負担」となるため、おそらく「年俸分が(税金負担分も含めて)事業費に全額上乗せ」でしょう。
ニースとの親善試合後にD・ルイス選手は「ユベントスで再チャンスを得た」とコメントしていましたが、クラブの思惑はおそらく別。「D・ルイス選手をショーケースに入れて買い手を募っている」と考えることもできるからです。
カルネヴァーリ CEO が選手売却がほとんど進んでいない現状でコロ・ムアニ選手とアライベゴヴィッチ選手の獲得にゴーサインを出したのかに注目です。