アリアンツ・スタジアムで行われた 2025/26 セリエA第28節ピサ戦に 4-0 で勝利したユベントスのスパレッティ監督および選手たちによる試合後コメントを紹介いたします。

ルチアーノ・スパレッティ監督:
「この試合は知性、責任感、成熟度が試されるを言い続けて来ました。7日前のピサ対ボローニャはゴール右上隅へのシュートが勝敗を分けたのです。賢い選手たちを怒鳴りつけて関係を壊すようなことはしません。
前半は距離感が合わず、戦術的に不発でした。私達には体躯と馬力を兼ね備えた SB がいなかったので修正を試みました。ガッティを下げたのは球出しで左利きの DF を必要としていたから。守備は卒なく対処していました。
後半に用いた戦術下でデイヴィッドを起用していれば違った評価を得ていたでしょう。接触プレーの多い前半では牢獄みたいでしたから。
チャンピオンズリーグには次戦でも勝点3の獲得が欠かせません。未来を築かなければならないからです。まずは今日の試合で出場機会が訪れなかった選手たちと話し合えるかです。
ティフォージはローマ戦での挽回を目にし、今日の試合では均衡を破れず苦しむ姿を目撃しました。それでもチームに寄り添い、ユニフォームの重みを軽減しようとしてくれていると感じました。日々の報酬を持ち帰れたと思います」
ケナン・ユルディズ選手:
「今夜や良いプレーをし、勝利を手にしました。直近の試合では良いプレーをしていたものの勝利を手にすることはできませんでした。
チームの勝利を嬉しく思いますし、この道を継続したいと思います。
チームのためにいる訳ですから、監督が中央でもプレーを求めるのならそうします。左サイドでのプレーを要求するのであれば応じます。打撲?ちょっと痛いですね。頭部へのものついては特にです」
ケフラン・テュラム選手:
「今夜の試合でもゴールネットを揺らしましたが、私は得点を量産するストライカーではありません。今日が誕生日だった監督へのバースデープレゼントになったと思います。
私達はチャンピオンズリーグ出場を確信していますし、それは私達が正しいチームだからです。絶対チャンピオンズリーグに出場したいですし、できることは何でもやりたいです」
ジェレミー・ボガ選手:
「ニースでは難しい時間を過ごしていました。直近の数ヵ月は試合に出れなかったのですが、良いトレーニングは積めていました。
ユベントス加入後も良いトレーニングを継続できていますし、監督を含め、チームは私に自信を与えてくれています。チームを手助けできるよう全力を尽くしたいです。
先発起用に関しては監督の裁量です。ピッチに立った時はいつだって嬉しいですし、このユニフォームには誇りがあり、100% を出し切らなければなりません。
立場を忘れてはならないですし、家族にとっても直近の数ヵ月はタフでした。今は監督がチャンスを与えてくれるので幸せです」
大量得点を奪っての快勝ですが、相手は降格濃厚のピサ。有頂天にならないことが重要でしょう。
戦術面では “左利きの DF” や “DF のポジションに下がってパスを配球する左利きの選手” が不在だった前半の内容は芳しくありませんでした。
「相手を押し込んだ状態での守備ブロックの外側を回すパス交換」が想定される中で『左サイドへの展開』をスムーズに行うには “左足でスムーズにパスを出せる選手” が欠かせません。
ケリー選手やカバル選手のベンチスタートで生じた問題ですし、突き付けられた現実をどう活かすのかが注目点になるでしょう。
ユベントスの次戦は来週末に行われる第29節ウディネーゼ戦です。ウディネーゼはピサと同じ 3-5-2 ですが、「チーム力はピサよりも上」で「勝点3が必須ではない」ため、先行されたとしても前のめりになって守備のバランスを崩す可能性は低いでしょう。
スパレッティ監督がピサ戦で得たチームの好感触をどのように維持・継続させようとするのかに注目です。