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Bチーム: アウェイでのアスコリ戦に 0-0 で引き分ける

 2025/26 セリエC第3節が行われ、アウェイでアスコリと対戦したユベントス・Bチーム(= Next Gen)は 0-0 で引き分けて勝点1を持ち帰りました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2025/26 セリエC 第3節 アスコリ戦)
  選手名
GK 22: マンジャポコ
DF 4: ペドロ・フェリペ
23: F・スカーリャ
32: トゥリッキア
MF 33: ペロッティ(→ 1' st. 34: S・トゥルコ)
16: ファティカンティ
5: マッカ
26: パニュッコ
9: デメ(→ 47' st. 20: プーニョ)
10: アンゲェレ(→ 37' st. 19: ヴァッカ)
FW 17: ジェッラ (C)(→ 37' st. 41: クドリッジ)

 ブランビッラ監督は 3-4-2-1 を選択。前節リヴォルノ戦のスタメンが継続となり、アンダー世代の代表チームに招集されたプクツカ選手とオコロ選手に代わってパニュッコ選手とアンゲェレ選手がスタメンに名を連ねて試合に臨みます。

 

 最初に決定機を迎えたのはホームのアスコリ。2分にユベントスの GK マンジャポコのバックパスのトラップが大きくなった所を見逃さなかったチャリクがボール奪取に成功するもシュートは GK マンジャポコが何とか防ぐ。

 対するユベントスは7分にアンゲェレがゴール正面で獲得した FK を直接狙うも、ボールは枠のわずかに右を通過する。

 アスコリは23分に左 CK をショートコーナーで再開してシュートに持ち込むも枠の外。ユベントスは直後の27分にパニュッコが左サイドを抜け出すも GK ヴィターリの飛び出しに阻まれてノーチャンス。

 押し込むアスコリは43分に右 CK からクラドが合わせたが、ニアポストを守っていたデメとポストに阻まれて均衡を破るには至らず。前半は 0-0 で終了する。

 後半で先に決定機を作ったのもアスコリ。49分に中盤での素早いパス交換から最後はオヴィスザクが強烈なミドルシュート。だが、右ポストをかすめてゴールラインを割ってしまう。

 一方のユベントスは53分に右サイドでボールを得たS・トゥルコがカットインでボックス内に侵入して左足シュート。だが、このシュートはクロスバーの上を通過してしまう。

 その後は両チームとも CK からファーサイドで待ち構えていた選手がシュートを放つ惜しい局面を作り出したが、ゴール前に人数をかけて分厚く守る相手チームの守備ブロックをこじ開けるまでには至らず。

 後半アディショナルタイムにはロングカウンターによる速攻でゴールに迫る姿勢を見せていたが、スコアは最後まで動かずに試合終了のホイッスル。

 試合は 0-0 で終了し、両チームが勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「アスコリがボールを保持する拮抗した試合でした。カウンター攻撃でもう少しできたと思いましたが、バランスの取れた試合だったと思います。

 強いチームを相手にしてもリスクはほとんどなかったですし、個人としても集団としても非常に良いプレーをしていたので大きな価値があったと思います。アスコリはクオリティーのあるチームで対戦相手を押し込んで来ます。ボールコントロールが重要なことは分かっていました。

 規律のある守備ができました。選手達は走り、戦い、自己犠牲の精神を見せました。引き分けには満足しています。最後の15分ではもう少し上手くできたでしょう。勝利に挑みましたが、引き分けは公平な結果です。

 目標?順位表は私達にとって最終目標ではありません。選手達が個人としてもグループ全体としても成長することの方が重要です。

 選手達がこのカテゴリーがどのようなものかを理解すれば結果は付いてくるでしょう。過去2シーズンは序盤戦で苦労しましたが、今年は良いスタートを切れたと思います」

 




 

 サポート役に人数をかけれないサイドでの劣勢は許容するも、ゴール前など中央は人数をかけて守り、ボール奪取からの縦への速攻に活路を見出そうとする試合戦術で勝点1を持ち帰ることに成功しました。

 2シーズン前は開幕3連敗スタート。昨シーズンは第7節からの5連敗で12節終了時点での獲得勝点は6。今季は開幕3試合を1勝2分(勝点5)で乗り切っており、指揮官がそのことに安堵するのは自然なことでしょう。

 収穫点としては(アンダー世代の代表チームから招集された2選手に代わって)先発出場したプリマヴェーラ出身組のパニュッコ選手とアンゲェレ選手が好パフォーマンスで応えたこと。

 次節以降に再び先発出場機会を得るに値する内容だったため、チーム内での健全なポジション争いを期待できるからです。

 

 Bチームの次戦は9月14日(日)に予定されている 2025/26 セリエC第4節アレッツォ戦です。アレッツォは開幕3連勝でグループBの首位に立っており、Bチームの現在地を確認する上で最高の対戦相手と言えるでしょう。

 どのような試合を見せてくれるのかに注目です。