ユベントスは公式サイト上でスイス代表のアリーシャ・レーマン選手がコモ・女子チームに完全移籍したと発表いたしました。女子チームにニーズに即した補強ではなかったため、1年で売却できたことは不幸中の幸いです。

レーマン選手は1999年1月生まれの26歳。当時交際していたドウグラス・ルイス選手と共に2024年夏にアストン・ヴィラからユベントスに加入したスイス女子代表の FW です。
ただ、ユベントス・女子チームが求めた補強ではなかったため、選手側が満足する起用方法や出場機会を得ることはできず。
インフルエンサーとして抜群の知名度はあるものの、女子チームの経営状況を良化させるなどの貢献をするには至りませんでした。
選手と女子チームの双方にとって現状は好ましくありませんし、コモ・女子チームが獲得に乗り出してくれたことは「両者にとって渡りに船」と言えるでしょう。
ユベントス(の経営)にとってポジティブなのは「D・ルイス選手と “セットでなければ” 放出することは難しい」と獲得の際に見られていたレーマン選手を『単体』で売却できたことです。
これにより、D・ルイス選手を “ユベントスのトップチームに在籍する選手” として『他の選手と同じ評価基準』で去就に関する査定を下すことが可能になりました。
“トップチームが必要とする選手” を獲得するために『Bチーム』や『女子チーム』の編成を歪にすることは間違っていますし、その間違いが(1年後に)是正されたことは適切に評価されるべきでしょう。
クラブ経営は重要ですが、サッカークラブの主要収入源となっているのはスポーツ面での成績です。クラブ全体でこの価値観に則った経営が行われ、経営規模を成長させ続けることができるのかに注目です。