ユベントスは公式サイト上で 2024/25 セリエA第28節アタランタ戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | ||
|---|---|---|
| GK | 1st | 1: ペリン、23: ピンソーリョ、29: ディ・グレゴリオ |
| DF | 1st | 2: A・コスタ、4: ガッティ、6: ケリー、12: ヴェイガ、15: カルル、27: カンビアーゾ |
| MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、16: マッケニー、19: テュラム |
| FW | 1st | 9: ヴラホヴィッチ、10: ユルディズ、11: N・ゴンサレス、20: コロ・ムアニ、22: T・ウェア |
| B | 51: バングーラ | |
前日会見で言及されたとおり、筋肉疲労で別メニュー調整をしていたガッティ選手がメンバー入り。
負傷が癒えたヴェイガ選手が招集された一方でローヒ選手が離脱したため、招集メンバーは前節ヴェローナ戦と同じ19選手となっています。
【先発予想: 4-2-3-1 / 4-1-4-1】
GK: ディ・グレゴリオ
DF: T・ウェア、ガッティ(カルル)、ケリー、カンビアーゾ
DMF: ロカテッリ、テュラム
OMF: ユルディズ(コープマイネルス)、マッケニー、N・ゴンサレス
FW: コロ・ムアニ
チアゴ・モッタ監督は前節ヴェローナ戦で用いたフォーメーションとスタメンの継続使用を前提にすると考えられます。
リーグ戦5連勝中ですし、どの試合も同じスタンスで臨む傾向から「(可能であれば)変更は最小限に留める」との決断を下すと思われるからです。
対するアタランタのガスペリーニ監督は 3-4-2-1 が有力。こちらはレテギ選手が CF に入り、2列目はルックマン選手と(中盤 MF 陣とのバランスを取る)パシャリッチ選手の先発が有力視されます。
3位の座が賭かった今回の直接対決では「攻撃に重きを置くチーム同士の対戦で両チームとも “対人守備に強い主力 CB” が復帰即先発が予想される」という共通点があります。
その選手を見切り発車で復帰させていた場合の代償は高く付くため、まずは「選手個々のコンディションを見誤っていないこと」が重要になるでしょう。
チアゴ・モッタ監督は前日会見で「GK までプレスに来るなら DF ライン裏に蹴り込ませてコロ・ムアニ(やN・ゴンサレス)を走らせる」と匂わせていますが、キックの飛距離次第で『競り合いの高さ勝負』を強いられてしまいます。
したがって、ユベントスの攻撃は「『DF ライン裏のスペースを一気に狙うロングフィード』と「ショートパスやミドルパスを織り交ぜたポゼッション』の組み合わせで上手く前進できるか」がポイントになると考えられます。
今年1月に行われた第19節の対戦では “人基準のマークが強すぎたユベントスの守備陣” が釣り出されたことで生じたスペースをサマルジッチ選手に好き放題使われてしまいました。この反省がどう活かされているかもポイントでしょう。
チアゴ・モッタ監督が強豪アタランタとの重要な直接対決にどのような準備をして臨むのかに注目です。