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Bチーム: クドリッジのゴールで先制も追い付かれてピチェルノと 1-1 で引き分ける

 2024/25 セリエC第6節が行われ、ホームに AZ ピチェルノを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)はクドリッジ選手のゴールで先制するも追い付かれ、試合は 1-1 で引き分けました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2024/25 セリエC第6節 AZ ピチェルノ戦)
  選手名
GK 25: S・スカーリャ
DF 24: チティ
31: スティヴァネッロ(→ 6' pt. 33: ペロッティ)
23: F・スカーリャ
MF 6: コメネンシア
5: マッカ(→ 34' st. 74: パパドプロス)
73: ファティカンティ(→ 1' st. 21: パルンボ)
11: クドリッジ
FW 17: ジェッラ (C)(→ 1' st. 28: オウス)
3: アフェナ=ギャン
79: セメド(→ 30' st. 20: ダ・グラカ)

 モンテーロ監督は 3-4-2-1 を選択。今節がミッドウィーク開催であることを踏まえて4選手の入れ替えを実施。

 GK のS・スカーリャ選手は初先発し、スティヴァネッロ選手が2試合ぶりに先発に復帰する一方で前線の3選手は同じ顔ぶれで試合に臨みます。

 

 試合は開始5分にスティヴァネッロがプレー続行不可能となり、ペロッティとの交代を強いられるアクシンデントで幕が上がる。

 それでもユベントスは11分に左サイドからファティカンティが入れたクロスからシュートチャンスを手にするも混戦に飲み込まれて押し込むことはできず。最初の決定機を逸してしまう。

 対するピチェルノは14分に縦のパス交換から抜け出したマイオリーノが GK との 1対1 を作るも、こちらはS・スカーリャの飛び出しに決定機を阻まれてしまう。

 その後、ピチェルノはロングボールでユベントスの DF ラインの背後を突く戦術でロングカウンターを発動。ただ、サポートに入る味方の人数が足りずに GK のS・スカーリャを脅かすまでには至らない。

 結局、前半はピチェルノが押し込み続けたものの両チームともに得点は奪えずに 0-0 で終了する。

 試合が動いたのは後半立ち上がり直後の47分。ユベントスは右サイドのコメネンシアが入れたクロスを逆サイドの大外から侵入したクドリッジが身体で押し込んで先手を取る。

 対するピチェルノは左 CK と左サイドからの FK でユベントスゴールに迫ると、58分に右サイドからのスルーパスをエネルゲが左足でゴール左上に決めて 1-1 の同点に追い付く。

 追い付かれたユベントスは63分に左サイドからクドリッジがシュートを放つも GK スンマがブロック。65分にコメネンシアがヘディングシュートは枠の右へと逸れる。

 一方のピチェルノは75分に左サイドからのクロスにエネルゲが左足で合わせたが、シュートは枠のわずかに左。ユベントスは肝を冷やす。

 その後も両チームが勝ち越しの1点を狙うもゴールは最後まで生まれずに試合終了のホイッスル。試合は 1-1 で終了し、両チームが勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、試合後にモンテーロ監督は次のようにコメントしています。

パオロ・モンテーロ監督:
「若い選手達が最強チームの1つでトップランクに位置するチームと渡り合ったことに満足しています。

 リアクションをすることができた選手達にとって成長と成熟の面で重要な1歩になるでしょう。試合に関係なく、私はこの点に満足しています」

 




 

 トラーパニ遠征から戻ってくる際に搭乗を予定していた飛行機が機材トラブルで飛行キャンセルとなり、空港で雑魚寝を強いられた状況で迎えた強豪ピチェルノとの試合で勝点1を獲得した結果は上出来です。

 チームとして残した結果は高く評価されるべきですし、“若い選手達” にとっては自信になるでしょう。その一方で “経験のある選手で構成された前線 FW 陣” が封じられたことは反省点です。

 前線の FW 陣は “1年でBチームを卒業することが期待されている選手” で構成されているため、上位チームとの対戦時のデュエルに苦戦している現状が続くことは好ましくありません。

 したがって、シーズン中盤戦に向けての成熟がポイントになるでしょう。

 

 Bチームの次戦は9月29日(日)に予定されている 2024/25 セリエC第7節ベネヴェント戦です。

 ベネヴェントは第7節でモノーポリとの首位攻防戦に敗れたましたが、グループCの首位と勝点差1の3位に付ける強豪です。強豪との連戦で継続した結果を手にすることができるのかに注目です。