ユベントスは公式サイト上でディーン・ハイセン選手が1520万ユーロ+ボーナス最大300万ユーロでプレミアリーグのボーンマスに完全移籍することが決定したと発表いたしました。
発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
選手ハイセンの完全譲渡に対する
ボーンマスとの合意事項
トリノ、2024年7月30日 ー ユベントス・フットボールクラブは AFC ボーンマスと選手ディーン・ドニー・ハイセン・ワイスミュラーの登録権を5年分割1520万ユーロおよびボーナス最大300万ユーロで譲渡することで合意いたしました。
この取引では(連帯育成金や仲介手数料など)諸経費を除き、1370万ユーロのプラス経済効果が生み出されています。
ハイセン選手は2005年4月生まれの19歳。オランダ・アムステルダム生まれでスペイン・マラガで育った CB です。
ユベントスには2021年7月に加入し、プリマヴェーラとBチームでプレーをした後の2024年1月の移籍市場でローマに期限付き移籍をしました。
ローマでは 2023/24 シーズン後半戦のセリエAで14試合533分に出場。2得点1アシストを記録しています。
“チアゴ・モッタ監督のスタイルに合致すると目される若手超有望株” を『総額2000万ユーロ弱のバーゲン価格』での売却に踏み切ったのは「ジュントリ FD がハイセン選手の成長を待つ余裕がないから」でしょう。
プレシーズンの時点でハイセン選手を構想外として扱ったのは「ハイセン選手の売却益で獲得したい “意中の即戦力選手” がいる」と考える方が自然だからです。
ハイセン選手の新天地となるボーンマスには “ハイセン選手をローマに招聘したチアゴ・ピント SD” がいます。このこともプレミアリーグ挑戦を後押ししたのでしょう。
ボーンマスで結果を残せば、プレミアリーグ上位勢へのステップアップが現実味を帯びます。ハイセン選手がプレミアリーグの舞台で成長曲線を描き、クラブ内外からの評価を高めてくれることに期待です。