レガ・セリエAは公式サイト上で 2023/24 セリエA第37節に行われる各試合のキックオフ時間を発表いたしました。
ボローニャ対ユベントス戦が現地5月20日(月)となったため、違法賭博問題で出場停止処分が科されていたファジョーリ選手の出場が可能になりました。
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無許可サイトでの違法ベッティングが発覚したファジョーリ選手は「2024年5月19日までの公式戦出場停止処分」が科されており、2023/24 シーズンのセリエA最終節でなら起用可能という状況でした。
ただ、レガ・セリエAは5月18日(土)と19日(日)の週末に行われる第37節の試合の中から「ボローニャ(4位)対ユベントス(3位)」を月曜日開催にすることを決定。
試合日が2024年5月20日となったことで、試合前日の2024年5月19日に出場停止処分が明けるファジョーリ選手の起用が可能になったという訳です。
注目点としては「第37節ボローニャ戦でファジョーリ選手を起用するか」です。
- 5月15日(水)にコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦
- 出場停止のロカテッリ選手を除く中盤 MF 陣は疲弊している可能性
- 第36節サレルニターナ戦で来季の CL 出場権を獲得済みなら、第37節ボローニャ戦は消化試合
ファジョーリ選手を起用できる環境が整うことは十分に考えられますが、その一方で “飼い殺し” にしたニコルッシ選手やノンジェ選手を差し置いてまで『ファジョーリ選手の復帰』を敢行する必要性が皆無であることも事実です。
したがって、どのタイミングでファジョーリ選手に再スタートの1歩を踏み出せるかが組織マネジメントの観点からも重要になるでしょう。
ユベントスがクラブとしてどのような判断を下すのかに注目です。