2022/23 セリエA第23節スペツィア戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「小さな目標を設定し続けなければなりません。私達はトリノ、ウディネーゼ、そしてモンツァと同ポイントです。目標は前方のチームに追い付くことです。
スペツィア戦で難しいピッチでの困難な試合になります。彼らはチャンスの創出力に長け、ナポリやアタランタを相手にしてもそうでした。集中力と決断力に加え、テクニックを駆使したフェアなパフォーマンスが必要です。
ピッチ外で何が起きようとも私達は順位を可能な限り上げなければなりません。勝点を積み重ねる仕事をしなければならないですし、そうしなければ現実を見失ってしまいます。
ヨーロッパリーグでの妥協はしません。欧州で勝つのは常に難しいことですが、サッカーは不思議なものです。もっと上手くやれる余地はありましたし、作ったチャンスをミスで潰してしまいました。得点率を高める必要があります。
選手たちは3日おきにプレーしています。キエーザは欠場します。4日間で2試合に出場し、非常に疲れているからです。ペリンはスペツィア戦で復帰予定です。他の選手は評価しなければなりません。
ケーン、ペリン、ルガーニの3選手は明日の試合でプレーするでしょう。ボヌッチの状態は上がっていますが、先発起用できるまでには至っていません。
特にリードしている時は試合中のパフォーマンスを向上させなければなりません。木曜日は先制後にスローダウンして2点目を取りに行くことができませんでした。ナントは上手く踏み留まり、最初のチャンスで私達に罰を与えたのです。
私達は順位を上げることが重要なのです。最善を尽くさなければなりません。周囲でどうであろうと得点することが重要なのです。欧州での試合は簡単ではありません。ナントとはリターンレグがありますし、まだコッパ・イタリアもあります。
以前と比較してチャンスを作る回数が減っていますが、もっと上手くチャンスを活用しなければなりません。
2点目、3点目を取りに行く際には落ち着き・スピード・冷静さが必要です。木曜日の試合ではスタートに成功し、その後はペースダウンをし、ペースを再び掴んだ後は必要以上に激しくなってしまいました。試合運びにおけるバランスが必要なのです。
テーマ(※ 特定の選手を咎める野次)に関する議論の余地はあります。数字にはありません。私は自分が酷い監督であることも私のチームがクソであることも認めますが、数字に関して言及することはありません。それが個人に適用されたのです。そのことを明確にしたいと思います。
ユベントスというクラブが不在になることはありません。クラブは結果を出すための基盤であり、常にそこに居ますし、これまで以上に存在しています。
ハイセンは非常に良い選手です。今年はトップチームに複数人の若手有望株を擁しています。シーズン終了を待ってトップチームに組み入れるのか、それとも他のクラブで経験を積む方が良いのかを共に考えたいと思います」