ユベントスは公式サイト上で、チャンピオンズリーグ・ラウンド16の第1戦に向けた招集メンバーを発表しました。
招集された19選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブッフォン、25: ネト、38: アウデーロ |
DF | 15: バルザーリ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ |
MF | 6: ケディラ、8: マルキージオ、10: ポグバ、11: エルナネス、27: ストゥラーロ、37: ペレイラ |
FW | 7: ザザ、9: モラタ、16: クアドラード、17: マンジュキッチ、21: ディバラ |
決勝ラウンドに向けた登録メンバーから負傷離脱中のキエッリーニ選手、カセレス選手、アレックス・サンドロ選手、アサモア選手の招集が見送られることとなりました。
アッレグリ監督が前日会見でコメントしたようにケディラ選手とマンジュキッチ選手がメンバー入りしたことはプラス材料と言えるでしょう。
なお、バイエルン戦に向けた先発選手予想ですが、セリエAの大一番となったナポリ戦に出場したメンバーが名を連ねることが濃厚です。
【先発予想:4-4-2】
GK: ブッフォン
DF: リヒトシュタイナー、ボヌッチ、バルザーリ、エヴラ
MF: クアドラード、ケディラ、マルキージオ、ポグバ
FW: ディバラ、マンジュキッチ(モラタ)
ユベントス側の関心事としては「マンジュキッチ選手がどのぐらいプレー可能であるか」ということになるでしょう。
最終ラインの不安定さがバイエルンの頭痛の種になっていることを考えると、その弱みにどれだけ付け込むことができるかがユベントススタジアムで先手を取るためには不可欠です。
バイエルンはウィンガーを使い、ユベントスの SB (リヒトシュタイナー選手やエヴラ選手)と CB の間にギャップを作り、そのスペースをミュラー選手やバイエルンの SB が利用することで守備ブロックを崩そうとすることが予想されます。
したがって、そのパスコースを MF 陣が消すことと、SB がウィンガーを見る時と見ない時のメリハリが肝心になります。また、自由に動くことが許されているミュラー選手を見失わないことも大事なポイントでしょう。
逆に攻撃については「バイエルンのプレスをかいくぐり、サイドや前線でボールキープできる選手にボールを預けること」が鍵にならいます。
自陣の深い位置でボールを取り返す機会が多くなることが予想されますので、そのボールを苦し紛れにクリアする展開になるとバイエルンのペースになってしまいます。そのため、フィジカルで優位に立つ選手にどれだけ預けられるかが、ユベントスが攻撃のスイッチを入れられる回数に直結すると思われます。
CB を本職とするバイエルンの選手の試合勘が鈍っていると考えると、カウンターなどで CB や DF ラインに入っている選手にどれだけ1対1の対応をさせられるかが注目の一戦になると言えるのではないでしょうか。